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カナリア王子―イタリアのむかしばなし (福音館文庫 昔話)
 
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カナリア王子―イタリアのむかしばなし (福音館文庫 昔話) [文庫]

イタロ カルヴィーノ , 安野 光雅 , Italo Calvino , 安藤 美紀夫
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 683 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

森の奥の古い城。囚われの王女が魔法の本のページをくると、王子は黄色いカナリアとなって、こずえより高く舞い上がる。カニは金のたまごをうみ、お后をさがしに旅にでた王子は、サルの花嫁を連れ帰る。ひとたび地面の下に目をやれば、そこには妖精の国が広がり、天高く昇った太陽は美しい娘に恋をする。「民話の宝庫」と呼ばれるイタリア全土を旅しながら、イタリアを代表する作家カルヴィーノが収集し再話した二百編の民話。その中から、魔法でカナリアになった王子と囚われの王女のロマンスを妖しく描く表題作「カナリア王子」ほか、とびっきり不思議で、そして恐ろしくも美しい選りすぐりの七編をお届けします。

内容(「BOOK」データベースより)

森の奥の古い城。とじこめられた王女が魔法の本のページをくると、王子は黄色いカナリアとなって、こずえより高く舞い上がる…。イタリアを代表する作家カルヴィーノが、イタリア全土を旅しながら収集し再話した、二百編の民話。その中から恐ろしくも美しい選りすぐりの七編をお届けします。

登録情報

  • 文庫: 195ページ
  • 出版社: 福音館書店 (2008/10/15)
  • ISBN-10: 4834023885
  • ISBN-13: 978-4834023886
  • 発売日: 2008/10/15
  • 商品の寸法: 17 x 12.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 48,635位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By シネマA トップ500レビュアー
形式:文庫
 イタロ・カルヴィーノといえば、20世紀のイタリア文学の前衛的な幻想作家という印象が強いけれど、昔話の収集と再話をまとめた大部の『イタリア民話集』もまた、この作家の忘れてはならない業績のひとつだと思う。たしか岩波文庫から上下二巻の抄訳版が出ていたはずだが、いまは品切れなんだろうか。

 本書には、「カナリア王子」「とりごやの中の王子さま」「太陽のむすめ」「金のたまごをうむカニ」「ナシといっしょに売られた子」「サルの宮殿」「リオンブルーノ」の7篇が収録されている。

 たとえば、表題作のなかで、魔法の本のページを前からめくると、人が鳥に変わり、後ろからめくると、鳥が人に変わるという世にも美しいイメージ。いかにもカルヴィーノの好みそうな奇想に感じられて魅力的だ。ストーリーの展開が素朴で大雑把なところもかえって民話らしい味わいがある。

 いまは亡き安藤美紀夫のしなやかでやさしい訳文がとても快い。ひらがなと読点はやや多すぎる感じがしたけれど。そして、安野光雅の無国籍風な挿絵が本文にぴったりと寄り添っていることも好ましい。

 小学生から大人まで読んで愉しめる良書である。ああ、もっと読みたいなあ、こういう本を。児童書にしては定価もこなれている。さすが福音館文庫。おすすめです。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By suntalk トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
恐ろしくも美しい選りすぐりの七編、という紹介文は、
美しくも悲しい、だとかはかないだとかという意味ではない。
いずれもハッピーエンド、物語世界はちゃんとまるくおさまる。

オトナが読者だとしたら、疲れている時に、非常にやさしい話。
話の設定はいずれも美しく実に絵画的。
これが安野光雅氏の絵と実にうまくなじむ。
カルヴィーノでいえば、『まっぷたつの子爵』をマイルドにしたような小品たち。
どれもが素晴らしい。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
読み聞かせ 2011/11/6
By Mr.X
形式:文庫
子どもが生まれ、読み聞かせに適した絵本や児童書を集めるのが趣味になった。

イソップ、グリム、アンデルセン・・・。
民話や昔話はかなり知っているつもりでいたが、それが大きな勘違いだったと悟った。
耳慣れない素晴らしいお話がこんなにも多いとは!!

福音館文庫の話集のセレクトは、どれも素晴らしく、
挿絵へのこだわりを感じる点も気に入っている。
「太陽の木の枝」も素晴らしいが、こちらは安野 光雅氏の無駄のない幾何学的な(それでいて暖かな)挿絵が物語をよりいっそう引き立てている。

一度は手に取ってみるべき児童書であろう。
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