この作品を読んだときふと思ったこと、それは長編大賞だった「12月のベロニカ」とラストが似ているなっと。
まあ、あちらはかなり構成にトリックが書き込まれていたりして読み応えがありましたが。
さて、この作品ですが、ラストに集約されています。ラストのみと言っても過言ではありません。
中盤は、中身がありません。だらだらと小中学生の恋愛が続くだけです。盛り上がりが一切ありません。
序章からジェド連邦まで飛ばしてしまっても良いと思えるぐらいです。
久しぶりにハズレを引いたかなと思ったほどですね。
主人公の悩みも深刻さが一切伝わりません。深刻な悩みと思いきや旅芸人の少女にあっさりばらしてしまうし。
また、ヒロインの身分に対する義父の動きが全くありません。1国の王であるなら、小隊ぐらいの護衛はつけるでしょう。
息子たちの后にと考えているならなおさらです。
また、国家が薄っぺらいです。弱小地方領主の集まりに見えます。
あと一つ、女王、あんたは「JOJO」か?統治者のイメージなのに脈絡もなくあの発言は、なんだかな〜。
神がかっていた方が、しっくりします。
読み応えはありませんが、感動したい人にお勧めってところですが。ラスト直前まで苦行をですけどね。