Aakerの前著『ブランド・ポートフォリオ戦略』の第4章において、「ブランド・レレバンス」(ブランドの関連性)が述べられているので、その続編と考えた方がいい。
しかし、「ブランド・レレバンス」や「カテゴリー・イノベーション」について、明確にこうだ、と定義したり、はっきり述べられてない。
また本書の全体的内容も理解しづらい。
Aakerのブランド論はもはやこれまでか、と思われる。
翻訳者および翻訳書出版社に関しては、原著が欧文献で横書き、かつ経済社会科学系の文献であるにもかかわらず、なぜか縦書きで、原著にある一部の章や章末のまとめ部分が掲載されていなかったり、訳文が日本語文法上必ずしも良いとは言い難い所が数ヶ所ある。
改訂版が出版されることを切に願う。