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54 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
内容は5つ星!しかし、仕様が……,
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レビュー対象商品: カッツィDVD スペシャルBOX (DVD)
思いかえせば、初めて買ったLDソフトがコヤニスカッツィ。P社初のコンパチプレーヤーCLD-1と一緒に購入。毎日のようにその世界に浸りました。もう20年近く前。DVD時代になってなかなか再発されないので待ちこがれていました。ようやく出た。期待通りにDVDらしい滑らかな映像が映し出されました。しかし……仕様がおかしい。まず、LDは4:3だった画面が16:9に。ご存じない方は原版のサイズであろうと思われるでしょうが、4:3画面の上下をカットした映像。初見で何か窮屈な感じを受けて、LDと見比べてみたのです。これは監督の意向なのか。すくなくとも撮影監督の方針ではないのでは?次に音声。ドルビーデジタル5.1の音声が痩せていて全く迫力に欠ける。LDの非圧縮ドルビープロロジックステレオの方が豊かで朗々と響き、完全に勝っている。わたくし思うに、音声は許します。しかし上下ブッタギリはファンとしては許せない。昔「アビス」で4:3と16:9の2バージョンLDを監督の意向で発売したことがありますが、そういう配慮で2バージョン作れば良かったのに。音声もDTSをつけて欲しい。できればDTS96・24(欲張りすぎ?)。このソフトの変則的楽しみ方をひとつ。映像はこのソフトで、音声はDVD-Aの「コヤニスカッツィ」(PCM96khzマルチチャンネル)を同時にかける。先日のフィリップ・グラスライブ演奏上映会を彷彿とさせてくれますし、フィリップ・グラスの5.1ch音像設計がまた美しい。最後に----以前単館上映したときのパンフに故・武満徹氏が「この映画は大きな会場で、大画面で、大勢で観るべきだ」と書いていましたがその通りですね。観るときは一人でなく、できるだけ大勢でどうぞ。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
コヤニスカッツィ,
By カッタルコフスキー (東京都東久留米市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: カッツィDVD スペシャルBOX (DVD)
最初の20分ぐらいだろうか、すばらしい音楽にのって、湧き出ては消える雲をはじめとする美しい自然を映した画面の連続に「ああ、生きていて良かった」と思うほどの喜びを感じた。 そしてその後の同様に延々と続く都市の風景の思わぬ美と、不安をかきたてるような画面に目を奪われた。 だが、冷静になって考えてみると、最後のロケット爆発のシーンに至るまで、 かなり露骨なメッセージ性があると思う。この21世紀になって、9.11 (そういえば辺見庸氏はあの貿易センタービルの崩壊を見ながら、 この映画の一シーンを思い出したとどこかで書いていたっけ)を経験して、 その後に続く戦争と環境破壊を経て、この映画をもっと多くの人が見て、 そしてそのメッセージを本気で考えるべきだろうと思う。 非常にわかりやすい良質のプロパガンダ映画(悪い意味ではない!)である。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
21世紀映像黙示録,
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レビュー対象商品: カッツィDVD スペシャルBOX (DVD)
フランシス・コッポラとジョージ・ルーカスによるインスピレーションほとばしる映像作品「ポワカッツィ」と「コヤニスカッツィ」の2本組BOX。前者は、ホピ族の言葉で「自己の繁栄のために他人の生命力を食い物にする生き方」を意味し、後者は「平衡を失った世界」を意味する。 これらの作品は二つで一対をなし、前者は貧しい側から、後者は先進国から、それぞれの姿をフィリップ・グラスの音楽に乗せて映し出す。 鳥になって、あるいは天使となって、地球を一つの生命体としてグローバルに見つめることができます。 世界のアンバランスをまざまざと見せつけられると共に、本当の幸福とは何かということをとことん考えさせられる。 これは単なる映像作品ではなく、芸術とも呼べる「21世紀映像黙示録」である! ・・・と、ここまでは表向きの感想。 こういった映像作品の醍醐味というのは、作者の全く意図しないところで各自にもたらされる様々な閃きや連想の類にあると思います。(続編のナコイカッツィに続く→)
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