最近、館野さんをテレビで見ました。左手で、ブリッジ、スクリャービンを美しく演奏されていました。
カスキの「激流」「夜の海辺にて」を偶然知って、楽譜と館野さん自身の演奏のCDを購入しました。館野さんが右半身麻痺と知ったのはその直後でした。カスキこの作品集はバラエティにとんでいて、激流のように激しいものもあれば、1番の「泉のほとりの妖精たち」は本当に澄んだ美しい曲ですし「山の小人のセレナーデ」ははずむ早いテンポで面白く楽しいし、「古い時計台」は重々しく低音が鳴り響きます。「夜の海辺にて」は日本の演歌にも似ていて親しみやすいです。「バラの花園の乙女」はいかにもおとぎの国。1曲1曲は短いですが、盛りだくさんという感じです。メロディラインもはっきりしていてハーモニーも美しいしほとんどの曲が弾きやすいと思います。CDの館野さんの演奏にも魅了され、他の楽譜やCDも買いあさってしまい、コンサートで生で聞きたいと思いましたがこれらの曲は演奏不可能なってしまったようです。が、左手でこれからも演奏活動を続けていかれるそうなので機会があれば行きたいと思っています。とにかく館野泉というピアニストと出会うきっかけになったこの曲集は私の宝物です。