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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
ちょっときれい事過ぎるような・・・あとコテコテ過ぎ。,
レビュー対象商品: カシオペアの丘で(上) (単行本)
閉演間近の炭鉱跡地の遊園地を舞台に描かれる、幼馴染の男女4名(プラスアルファ)の物語。 いつもながらの重松節は、破綻なく読める。 しかし・・・ちょっときれい事過ぎないか。 ドロドロの話を、美化し過ぎていないか。 また、登場人物のキャラ設定や状況描写など見ていると、 まさかドラマ化とか意識していないだろうなと、勘繰ってしまう。 最近、巷にはその手の「不純な」作品が多いので・・・。 マンネリな感じも否めない。まあ、これは作者のスタイルだろうが。 さらに、全体的にくどい。特に終わり方。 もっとさりげない方が良い。 これじゃコテコテ過ぎる。
29 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ちょっとくどいかな〜?,
By ゆこりん (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: カシオペアの丘で(上) (単行本)
「許す」ということがこの作品の大きなテーマになっている。どんなことがあったにせよ、相手を許すことができるのか? 許されたい人、許したい人、それぞれの心の葛藤は続く。 自分の運命を知った俊介、多くの人たちの運命を変えて しまった俊介の祖父、思いがけない事件で家族を失って しまった川原・・・。それぞれの人たちの切ない胸の うちは、読んでいてつらい。 この作品の描き方は、「細やか」というよりくどく感じる。 読んでいてうんざりしてくることが何度かあった。それに、 いろんなことを詰め込みすぎているのではないだろうか。 そのため、感情移入がしづらい作品になっている。 「感動的に、最後はきれいにまとめよう」という作者の 意図を露骨に感じるようで、抵抗もあった。
25 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
許し、成長そして浄化 澄んだ心を取り戻すために,
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レビュー対象商品: カシオペアの丘で(上) (単行本)
真綿で包まれるよな、やさしい空気を持った文章で淡々と語られる。ある事件が元で故郷を離れてしまった男性。 東京で出会ってしまい、ともに人生の何分の1かを共有した女性 家族のすべてを失ってしまった男性。 自分の不注意で間接的に人の人生を奪ってしまった女性。 大きな十字架を背負ってしまった人々が丘に集まり、許しと癒し、再生と成熟の日々を共有する。 重松氏の作品を手に取るとき、私は無意識のうちに癒しを求めていると思う。 死を真正面から取り組み、人生の負の部分ともいえる背負ってしまった十字架を題材にした決して軽い作品ではないにもかかわらず、私は癒されている。 一人の男の死に向かう心の変化、死への準備ともいえる行動が登場人物の十字架を取り払ってゆき、癒しと成長を周りの人々にもたらす。 読む人がどの登場人物に感情移入するかによって、いろいろな感想が生まれると思う。 しかしながら、どんな人もなぜか読後は、なにかを背中からおろしたような開放感を感じると思う。 涙が心を浄化してくれる。そんな作品です
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