以前から心惹かれておりましたが、著者の方の仁科記念賞受賞(おめでとうございます!)を機に購入、一気に読んでしまいました。
カオス理論について知るために読んだのではなかったし、文系の自分に読めるようにしか読んでないに違いないのですが、研究者の日々の「営み」とはどんなものであるか、厳しさと興味深さが、風呂上りに飲む冷水のように、自分のなかに採り入れられたような気がします。
最近読んだ、森博嗣の『喜嶋先生の静かな世界』にも通じる、素晴らしい「学びへの誘い」です。
解説もすごいんだ、という評価を耳にしていましたが、円城塔氏の、一見褒め殺しかのように思える文章を中身の前に読み、かなり煽られました(いい意味で)。