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カオス―新しい科学をつくる (新潮文庫)
 
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カオス―新しい科学をつくる (新潮文庫) [文庫]

ジェイムズ・グリック , 大貫 昌子
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

天気予報はなぜ当らないか?水や煙の流れ、人口など生物個体数の増減はなぜ正確に予想できないのか?データ不足による誤差が予想を不確実にすると考えられていたが、実はいくらデータを集めても自然は捉えられない。“予測不可能”なものを予測するための全く新しい科学の考え方、「カオス」。相対論、量子論に続く今世紀最大の発見といわれるこの考え方の秘密を、やさしく説明する。

登録情報

  • 文庫: 536ページ
  • 出版社: 新潮社 (1991/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4102361014
  • ISBN-13: 978-4102361016
  • 発売日: 1991/12
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 213,028位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
すばらしい 2003/12/15
By eihr
一般向けの科学書には、読者の興味を引くために変なディフォルメがかかっていたり、とんでもなく誤解を招くものが結構あるのですが、この本は白眉です。

数式をほとんど使わずにカオスの本質を正確に読者に伝え、また、読み物としても非常にエキサイティングです。ウォールストリートで多くのビジネスマンが読んでいたというのも分かります。

このレビューは参考になりましたか?
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
カオスとは複雑系を取り扱うときに切っても切れないものです。それでは「カオスとは何か」と聞かれたときに、どのように説明すればいいでしょうか。

世の中には複雑な現象がたくさんあります。この本ではそもそもカオスという考え方がどのように生まれたか、カオスを取り扱うにはどのようにしていけばいいのかといった事が、数多くの事象を例示して非常に詳しく書かれています。

特に注目すべき点として、カオスは自然科学の分野から派生した物であるにもかかわらず、この本では難しい数式をほとんど用いていません。電車の中でも気軽に読めるカオスの入門書としても最適です。

このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 よく「カオス」は「混沌」と訳される。この本に出てくる「カオス」とは、ある決まりのなかで変化する物事において、予測不可能な動きをする現象を指し示したものだ。カオス理論を説明するときに、よく地球のある場所での蝶の羽ばたきが、遠く離れた場所では嵐を起こす(それくらい、初期の微妙な違いがのちの結果に大きな違いを起こす)という喩えが使われる。この本にもそれが「バタフライ効果」として最初のほうに出てくる。

 カオス理論が出てくる前は、科学者のだれもが、実験中のちょっとした「ブレ」は誤差の範囲として見過ごしてきたという。なので「カオス」というもののことの重大さに気付いた研究者は、事の重大さに気付かない(または気付こうとしない)多くの研究者から初めは異端扱いされていたらしい。だが、世界各地のそうした“異端者”が、有機的にネットワークをつくっていき、しまいには相対論、量子論に続く20世紀最大の発見といわれるまでになったのだ。そうした科学的概念の大きな移り変わりについて、カオス研究者の人間像や発見を軸に描いている。

 文庫で500ページ以上と、けっこう分厚い本だ。でも、カオスについて深くつっこんだ内容だからという気はしなかった。むしろ、カオス全般について広く浅く扱っている。難しいことをなるべく読者が理解できるように書かれてあるから、それで分厚くなっているといったほうが正しいだろう。

 ただそうはいっても、話を展開するために外せないようなキーワードが何個かあって、それらが何章にも渡って繰り返し出てくる。たとえば「フラクタル」「(ストレンジ・)アトラクタ」「相移転」「境界」「非線形」…などなど。こうしたキーワードは、最後まで出てくるので、出てきた最初に意味を咀嚼しないまま読み進めてしまうと、だんだんと分からなくなってきて、しまいに全体が分からなくなってしまうだろう(カオス的だ)。何度も出てくる言葉がどういう意味か分からなくなったときは、ちょっと面倒だけれど前のページに戻って、もう一度意味を確認してから続きを読んだほうがいいかもしれない。

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投稿日: 2008/9/13 投稿者: カーマイン
第三の目
 
 数学が死ぬ程苦手な僕にはコレを読んで人に説明することは難しい。
が、沢山の発見がある本。僕は、この本を読むまで... 続きを読む
投稿日: 2007/2/3 投稿者: タック
カオスって混沌かなあ?
「相対論」「量子論」につづく今世紀最大の発見、と背表紙に書いてありますが、そうだったんですね。これはむずかしい本です。完全にわかるには数学的予備知識が必要でしょう... 続きを読む
投稿日: 2006/9/30 投稿者: mickey_elephant
カオスは、ホワイトノイズではなかったのですね
... 続きを読む
投稿日: 2006/7/10 投稿者: jimmy
複雑系の前段階
本書はカオス理論の形成・発展の歴史が、登場人物と周りの環境、時代背景だけでなく、... 続きを読む
投稿日: 2006/5/3 投稿者: “脳と生命の科学を経営に活かす”
新しい科学の世界をのぞいてみよう!
人は一生のうち、何冊の「人生を左右する本」にめぐり合えるのだろう。私は10年以上前にこの本を読んだが、これは間違いなく私の人生、ものの考え方を変えた。... 続きを読む
投稿日: 2005/12/30 投稿者: thelastsamurai
カオス理論の成立過程における研究者群像
... 続きを読む
投稿日: 2005/10/17 投稿者: モチヅキ
カオス誕生の歴史の本です。
カオスという概念が誕生するまでの研究者達の歴史がわかる一冊。... 続きを読む
投稿日: 2005/8/30 投稿者: "mie2703"
科学の面白さ
カオス理論について解説した本。カオス理論とは、一言で言えば不規則に変化するある種のふるまい(株価、天気の長期予報など)は絶対に予測不可能という理論である。... 続きを読む
投稿日: 2005/8/23 投稿者: tn581jp
結構軽く読める
Review:バタフライ効果をはじめ、非線形だの、トポロジーだの、典型的な語彙が飛び交い、なかなか楽しく読めた。知的好奇心が刺激される。古い本だが、悪くない。別段... 続きを読む
投稿日: 2004/2/16 投稿者: ぽこぺん
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