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2人の視点で交互に語られますが、主役はあくまで「ヴェルチンジェトリクス」。通常ローマの共和政末期を扱った作品はカエサルを主役に据えることが多いだけに、ガリア側の視点を中心とした本書は珍しく、また貴重だと思います。とにかくダメ親父に描かれたカエサルに悲哀さえ感じてしまい、ローマの英雄としての姿は微塵もありません。でも実際はこんな人物だったのかもしれないなと思えて意外に楽しめました。
後半アレシアの決戦の場面は迫力があり本書の見せ場だと思っていますが、そこに至るまでが冗長で、途中で投げ出したくなるかもしれません。また、著者のクセのある文体に好みが分かれると思うので、決して万人向けの作品・作家ではありません。
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