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カエサルを撃て (中公文庫)
 
 

カエサルを撃て (中公文庫) [文庫]

佐藤 賢一
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

紀元前52 年、混沌のガリアを纏め上げたウェルキンゲトリクスは、カエサル率いるローマ軍に牙を.く。美しくも残忍なガリアの王とローマの英雄が、苛烈な闘いの果てに見たものとは! --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

紀元前五十二年、美しくも残忍な若者ウェルキンゲトリクスは混沌とするガリア諸族を纏め上げ、侵略を続けるローマに牙を剥いた。対するローマ総督カエサルはポンペイウスへの劣等感に苛まれていた…。ガリア王とローマの英雄が繰り広げる熾烈な戦いの果てに、二人は何を見たのか。

登録情報

  • 文庫: 485ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2004/05)
  • ISBN-10: 4122043603
  • ISBN-13: 978-4122043602
  • 発売日: 2004/05
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
部族意識と抗争などで統一性を欠き、正にローマに征服されんとするガリアに現れた若き王「ヴェルチンジェトリクス」と冴えない中年将軍カエサルの、アレシアの戦いに至るまでの出来事を中心に描いた作品の文庫版。

2人の視点で交互に語られますが、主役はあくまで「ヴェルチンジェトリクス」。通常ローマの共和政末期を扱った作品はカエサルを主役に据えることが多いだけに、ガリア側の視点を中心とした本書は珍しく、また貴重だと思います。とにかくダメ親父に描かれたカエサルに悲哀さえ感じてしまい、ローマの英雄としての姿は微塵もありません。でも実際はこんな人物だったのかもしれないなと思えて意外に楽しめました。
後半アレシアの決戦の場面は迫力があり本書の見せ場だと思っていますが、そこに至るまでが冗長で、途中で投げ出したくなるかもしれません。また、著者のクセのある文体に好みが分かれると思うので、決して万人向けの作品・作家ではありません。

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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 勝者であるカエサル側から見たのが、ガリア戦記だが当然そこには勝者贔屓の書風になる。かといって、敗者であるウェルキンゲトリクスからみれば判官贔屓になりかねない。難しい所だ。

 しかし、佐藤氏はなるべく中立、と言うよりは目立つカエサルよりもその宿敵であるウェルキンゲトリクスの視点からこのガリア戦争を描こうとしている。そして、それまで英雄として闊達な人物として描かれるカエサルを、老齢な政治家という視点で少しずつ我々が知る英雄カエサルへと近づいていくのが分かる。

 だからこそ、最後のルビコン川を渡ろうとするシーンが否応なく印象が強くなるのだ。

 まさに、カエサルとウェルキンゲトリクスという二人の英雄を描いた佐藤賢一版ガリア戦記と言えるだろう。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 寧夢 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 衝撃的な題名だ。一体どういう内容だろうと惹かれた。そして、最初の方に用意された(この作者はよくこういう性描写をして読者にサービスするようだが)生々しいシーンに驚かされた。そして、高校時代に習った、「ゲルマン民族の大移動」とか、「ガリア戦記」とか、「カエサル」という単語が、砂煙を伴った、汗臭い、野望と欲望と嫉妬と怒りに満ちた感情に溶け込んでいくように感じられた。

 そう、歴史の教科書の中の出来事は事実と真実の両側面があり、何を真実にするかは、受け取る側の問題だということに、今更ながら驚かされる歴史小説の面白さ、手に汗握る展開、佐藤賢一の面目躍如たる世界が繰り広げられている。

 輝かしい野生が、その身を犠牲にして、別の生き物の活力の源となるべく、二人のヒーローの生き様は対照的である。そして、ヒロイン達もその個性に沿うべく用意されている。一方の英雄が崩れ落ちていく時、乙女は生き抜く女性として、哀しいまでにしたたかにならざるを得ないのであり、貞淑な妻は過去を失い刹那に支配される存在となる。

 そして、主人公は主人公たるべく、犠牲(にえ)を踏み砕き、プライドを奮い立たせ、人生の後半戦を自分の「生き方の質」を高めるべく、再構築していく。中年応援歌ではないが、佐藤の小説にはこの落ちが多い。だが、個人的には勇気付けられている。

 

 
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投稿日: 2007/4/6 投稿者: へだま
こういうのもありかな
氏の作品群においては、出来という点では中ぐらいかやや下ぐらい
ではないでしょうか。... 続きを読む
投稿日: 2005/7/26 投稿者: エパメイノンダス
佐藤賢一について
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投稿日: 2005/7/19 投稿者: 相原洋平
ちょっとついていけない場面が多いです
佐藤賢一の話は女性の陵辱場面が多いと思うが、この話は嫌気がするほどそういう場面が目立つ。ストーリ自体は面白いと思うのだけれど、出てくる女性はまるで人格すら認められ... 続きを読む
投稿日: 2005/1/3 投稿者: "gongon"
メーターが振り切れるほどのクライマックス!
... 続きを読む
投稿日: 2004/8/25 投稿者: だんだだん
最悪
品性ゼロ。駄作。ブックオフに行く価値もなし。半分読んでそのまま駅のゴミ箱へ。金返せ!
投稿日: 2004/6/3
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