主人公の前に突然現れた自称「天使」が、魔法を使って彼の恋をサポートするラブコメディ。
彼が[orに]想いを寄せる女の子達が、著者の画力によって魅力的に仕上がっている。
男子高校生の主人公の前に、「お前の恋を成就させる」と現れたのは「天使」の〈ささら〉。
そして、主人公が想いを寄せるのは、クールビューティー〈吉沢あきの〉。
そんな彼女は、クラスの中でもいつも独りで、近づきにくいオーラを出している。
〈ささら〉の魔法に、同級生で幼馴染みの〈メーコ〉のサポートを加えて〈吉沢〉への接近を試みるが…。
初恋なんて「いつの間にか忘れる」ものだと〈吉沢〉へのアプローチに消極的だった主人公が、
魔法をきっかけにして積極的に彼女に働きかけていく。
魔法に頼りっぱなしというわけでなく、自分の発案で行動することもある主人公、
彼が〈メーコ〉の自分への好意や、魔法というアシストの大きさをどれだけ自覚し、
どれだけ成長できるのか、見どころの一つかもしれない。
作画が綺麗で、ライト(軽くもあり、明るくもある)なストーリーを盛り上げてくれる。
ありがちな設定ではあるが、どこか新鮮さがあり、途中で投げ出したくなるようなこともない。
〈ささら〉の魔法も、オーソドックスなものであるが使い方が場面にマッチしていて楽しめた。
総じてとても好感の持てる作品、今後の展開にも期待している。