バーテンダーの安積(あづみ)は、自分の店の前で怪我をして倒れていたヤクザ風の男をなりゆきで助けてた。手当ての後、男は財布だけを残し姿を消したが、しばらく後、仕事中に客から言い寄られて困っていた安積の前に姿を現す。困った安積は、蟠蛇(ばんだ)と名乗るその男に恋人のフリをして欲しいと頼み、しばらく仮の恋人ということになった。恋人のふりを続けるうち安積は蟠蛇に惹かれていくが、ノーマルな蟠蛇に恋愛感情を持っても苦しくなるだけだと自分の気持ちをごまかし続ける。そんな中、安積がヤクザに襲われるという事件が起こり・・・
出会ったときから 気になってしかたなくて、それなのにいじっぱりな安積がかわいいです。口調も丁寧で感情を出さない安積は蟠蛇に対して毅然としていても、心の中では「寂しいだけ」とか、「悪い気はしない」とかいいながらどんどん惹かれていってしまうんです。平然とした顔をしていてもドキドキしたりして・・・
それにしても優しい外見なのに、ヤクザを返りうちにしたり、蟠蛇とつきあい始めてからもちゃんと対等に渡り合ってるところがいい!まさにクールビューティ!
「カウンターの男」「甘い男」「店の外 雨の中」の3編
「甘い男」はつきあい始めてからの二人の話。安積は気がついてないけど、もう蟠蛇はメロメロですね。嫉妬もスパイスってことで・・・後半はいちゃいちゃラブラブです。
「店の外 雨の中」は、安積に言い寄っていた二人の男「子鹿」と「坂下」の話。「カウンターの男」とリンクしてます。
実は子鹿は、安積が好きと言いながら坂下が本命。安積もそれがわかっていて応援しようとしてるんですが…。この二人のその後も気になります。