知る人ぞ知る「カウボービバップ」のメディアコミック化作品 第二段。
「カウボーイビバップ」は久雅カイン作画によって先に漫画化されていたが、その内容はどちらかと言えば作家性と言うものが色濃く、パラレルストーリーの感が否めなかった。
対して、南天佑作画による今作は、監督の渡辺信一郎がシナリオに全面的に協力しておりサンライズの協力も大きいので、原作とのイメージの違いはあまり感じられない。雰囲気を壊さない原作のサイドストーリーとして読むことが出来た。
南天佑の描くキャラクターデザインは若干タッチの差を感じさせられたが、表情の捕らえ方や動きは原作を意識したもので読みやすい。特に女性キャラの表情のとらえ方は上手いと思う。
全3巻の作品を通しては「LIKE A ROLLING STONE」「GREAT DECEIVER」「WHAT'S YOUR NUMBER」など、そのまま映像化してほしいくらいで、ファンにはお勧めしたい。
原作のクオリティーの高さやと比べてしまうとどうしても点が辛くなってしまうけど、漫画は漫画で良いと思います。