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カウフマン、生命と宇宙を語る―複雑系からみた進化の仕組み
 
 

カウフマン、生命と宇宙を語る―複雑系からみた進化の仕組み [単行本]

スチュアート カウフマン , Stuart A. Kauffman , 河野 至恩
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容説明

In the tradition of Schrdinger's classic What Is Life?, this book is a tour-de-force investigation of the basis of life itself, with conclusions that radically undermine the scientific approaches on which modern science rests-the approaches of Newton, Boltzman, Bohr, and Einstein. Kauffman's At Home in the Universe, which The New York Times Book Review called "passionately written" and nature named "courageous," introduced pivotal ideas about order and evolution in complex life systems. In investigations, Kauffman builds on these theories and finds that classical science does not take into account that physical systems--such as people in a biosphere--effect their dynamic environments in addition to being affected by them. These systems act on their own behalf as autonomous agents, but what defines them as such? In other words, what is life? By defining and explaining autonomous agents and work in the contexts of thermodynamics and of information theory, Kauffman supplies a novel answer to this age-old question that goes beyond traditional scientific thinking. Much of Investigations unpacks the progressively surprising implications of his definition. Kauffman lays out a foundation for a new concept of organization, and explores the requirements for the emergence of a general biology that will transcend terrestrial biology to seek laws governing biospheres anywhere in the cosmos. Moreover, he presents four candidate laws to explain how autonomous agents co-create their biosphere and the startling idea of a "co-creating" cosmos. A showcase of Kauffman's most fundamental and significant ideas, Investigations presents a new way of thinking about the basics of general biology that will change the way we understand life itself--on this planet and anywhere else in the cosmos. --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

われわれの予想をはるかに超えて、次々に新しい生命体を生み出す宇宙や生物圏。その創造の秘密はどこにあるのだろうか?自己の利益のために世界を操作する「自律体」は、どのように発生したのか?自然界に存在する、美しく緻密な組織化の起源は―?生命の神秘と、めくるめく進化のプロセスの核心に迫るべく始まったカウフマン博士の探究は、やがて物理学をはじめとした自然科学の前提そのものを問い直し、生命科学、宇宙論、果ては経済学にも新たな洞察を与える、驚くべき結論を導き出していく。複雑系科学のメッカであるサンタフェ研究所の中心メンバーとして活躍し、「21世紀を代表する知の巨人」と呼ばれる著者が、現代科学のフロンティアから放つ壮大なる知的冒険の書。

登録情報

  • 単行本: 461ページ
  • 出版社: 日本経済新聞社 (2002/09)
  • ISBN-10: 4532164257
  • ISBN-13: 978-4532164256
  • 発売日: 2002/09
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 3.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 232,540位 (本のベストセラーを見る)
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LECTURING in Dublin, one of the twentieth century's most famous physicists set the stage of contemporary biology during the war-heavy year of 1944. 最初のページを読む
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46 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By jimmy
形式:単行本
 素晴らしいです。読まずにいたら本当に後悔していたでしょう。日本語での出版を知り、とりあえずすぐに購入はしたものの、相当に手強い内容であることを警戒して、まとまったまっさらな時間が取れるまでとっておきました。年末年始の休みに集中して2日で読み終えましたが、予想どおり一度気を抜いたらついていけないものでした。出てくる言葉や表現が頭から消えてしまうのが惜しくて、メモとして書き出しながらの読書になりました。

 「自律体」という概念、「熱力学の第4法則」の予感、「一般生物学」への展望にぐいぐい引き込まれます。前作「自己組織化と進化の論理―宇宙を貫く複雑系の法測」で受けた衝撃が、この本でさらに指数関数的に膨張しました。前作では、「複雑系」の研究の入口は見せて!えたものの、この先どのように発展していくのかは見当がつかない段階でした。しかし、今回の本で、その後の数年間の研究の成果や経済学への応用の可能性をより具体的に示してもらえ、「複雑系」というテーマの本質により近づけた気がします。

 生物と物理に残された謎を、数学的アナロジーの世界と行き来しながら「探求:investigaions(本書の原題)」していく旅にやっとの思いでついていきながら感じる知的興奮は格別のものでした。カウフマン自身にとっては自明と思われる直感でも、一般読者に伝えるのは並大抵のことではないはずですが、私にとってぎりぎりの線でついていけるように噛み砕いて説明してもらえていました。

 もちろん、平易というわけには行かず、20年近く前に大学で学んだ生物学と物理学にするささやかな直感を総動員してのことです。ただし、全10章中 9章まではなんとか直感でついていけましたが、最終章には降参しました。ここ10年で現れたというスピンネットワークという理論の知識がまったくなかったので、そのメタファーを使った話の展開がちんぷんかんぷんでした。その勉強をしてからもう一度チャレンジしたいと思います。ここでどうにか追いついておかないと、次の著作にはとうてい歯がたたなくなっているでしょう。

 この本を読んで直感的に楽しめるように自分を維持しておきたい、もし完全についていけなくなったら落ち込んでしまうだろうなあ、と思いを強くしました。

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29 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
さすがだ 2003/2/28
By まひ
形式:単行本
有名な学者は年を取ると人生観混じりにいい加減な本を出す傾向があり、これもその中の一つじゃなければ良いのだが、と危惧しながら買いましたが杞憂でした。
壮大かつちゃんとした本です。
自己触媒ネットワークと熱力学的仕事を組み合わせたモデルの提案が成され、外適応(淘汰とは関係がない側面の形質に変異が積み重なり、その後その形質が淘汰に関係してくるような適応)をヴィトゲンシュタインの哲学的議論とからめてたりして、とても面白いです。
抑制と含蓄のある文章で濃密な議論が展開されます。また説明もわかりやすいです。
お勧め!
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
新しい科学 2006/2/8
形式:単行本
分子の世界から宇宙にまでわたる壮大な世界のコア理論を
複雑系科学で確立しようとしています。
最新の科学を十分に踏まえて探求(原題Investigations)しています。
未だ完全に検証されてはいないのでしょうが、
これがコア理論にとして確立されれば世界の見方が変わります。
これぞコペルニクス的転換というのでしょうね。

ダニエル・デネット「ダーウィンの危険な思想」
リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」
を読んだ時にはすごい衝撃が頭の中を走り、
それ以降、脳科学、神経科学、遺伝学、進化理論を読み漁りましたが、
本書はそれを上回るぐらいの衝撃でした。

他の理論と更なる共進化を期待したいと思います。
特に脳科学、神経科学との統合を期待したいです。

また、ブライアン・グリーン「エレガントな宇宙」も読んでいましたので、
エピローグで超ひも理論にチクリと注文をつけているところは、
なかなか興味深いものがありました。

これから読もうとされている方へ、
本書は複雑系の基礎を少しでも知っておかないと、理解が容易ではありません。
M・ワールドロップ「複雑系」をお薦めします。
また、著者の「自己組織化と進化の論理」も事前に読んでおいた方がいいと思います。
更に、進化理論も知っておいた方が、より理解が進むと思います。
リチャード・ドーキンス、ダニエル・デネット、ニコラス・ハンフリーなどがお薦めです。

あと、本書で世界観が変わってしまった方へ、
現実がこの理論とおりの世界だとすれば、生き方について考え直す必要があるかもしれません。
M・チクセントミハイ「フロー体験 喜びの現象学」
カール・E・ワイク「センスメーク・イン・オーガニゼーション」をお薦めします。
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