いやー、デニス・クエイドって、ホントいい俳優だ。
どんな映画も全力投球、仕事きっちり。デニーロやパチーノのような「色」が無いだけに、一見地味だが、名優です。全てにおいて突き抜けてはいないが、野性的なのに思慮深く感じられ、アクションも様になるし、コミカルな役も出来て色気もある。そして、なにより人間味があって、温かい。
ハリソン・フォードがいなかったら、天下を取っていただろう。(デニス・クエイドには、「歴史的傑作」というピンバッヂだけは得ることが出来なかった)
言いたいことは表題のとおりで、いろんな意味でデニスクエイドと同じように、地味な映画。派手さが無くて、堅実。
しかし!これほど完璧な映画がどれほどあるだろうか?
見ているほうもどうしたら全てがうまく収まるかと頭を悩ませ続けながら主人公と行動をともにしていくが、最後に破綻すると思われたところで、感動的な解決が待っている。これが素晴らしい。涙が止まらない!!
バタフライエフェクトが挑んで敗れてしまった境地(私見ですけど)に、奇跡的に到達した、奇跡的な映画だ。かつ、地味な職人気質の俳優たちが、エゴを出さずに的確に人間臭く演じきった結果、この素晴らしい映画が完成した。
現在よりも未来において評価がグングン高まってゆくであろうという意味では、全てにおいてタイムとラベル的なのでもあった。
最高です。