ボーカルのAngieこと五十嵐久勝氏の参加したアルバムはノヴェラ、ヌーヴォイミグラート、ソロと大抵聴いていますが、この作品ほどテンションの高いパフォーマンスは聴いたことがありません! 特に三曲目の『Castrate』はセカンドソロ『序章』の方で先に聴いていたのですが、そちらでも十分高かったテンションをさらに上回ってます(笑)。全体的なアレンジもより攻撃的なバリバリのロックという感じです。ギターの平山氏がスターレスに提供した『明日の影』も収録されていて、本来女性ボーカルであるこの曲を見事に自分のものにしている五十嵐氏のハイトーン・ヴォイスには圧倒されます!
蛇足。プログレハードという音楽は往年のプログレファンからは文句がつきがちなものですが、たとえばジャズロックが純粋な意味でのジャズではないのと同じように、あくまで「プログレの要素を取り入れたハードロック」なのだということに留意して素直に楽しんでいただきたいと思います。