仮想化技術とはパソコンのシステム全体をemulate(あるハードウェア上で別の環境を実現)するものだ。
例えば、windows上でlinaxを動かしたり、linux上でwindowsを動かしたりすることができるようになるということだ。
それはいわば、パソコンの画面上にもうひとつのパソコンがあるかのように錯覚される。
まず、最初に言っておくがXenはlinux用のソフトである。(一部の技術者はできるのかも知らないが,一般人が簡単にWindowsにインストールすることはできない)。お金をかけずに研究のためにwindows上で仮想化技術を試したいならVmwareServerのFree版を使うといいだろう。
で、何ができるかというと、たとえば、Fedora Core5というOS上でDebian等のOSを動かすことができるということだ。この技術を応用すれば、仮想ネットワークなどを作ってネットワークの操作や技術を学ぶことができる。もし、お持ちのパソコンが仮想化対応のCPUを搭載しているならばlinux上にWindowsXPをインストールすることができる(もちろんWindowsXPのCDは別途購入しなくてはならないが)。
本書はFedora Core5を使ってXenの仮想化技術を利用する方法について詳細に書かれている。
仮想化技術についての解説,Xenの使い方から,仮想化サーバの構築まで解説している。また、応用編としてVTを利用した完全仮想化まで解説している。
Xenは海外のソフトなので日本語で情報を集めるのはなかなか大変だ。だが、この本を読めば大まかな概要からちょっとした発展まで学ぶことができる。
Xenに興味のある人はぜひ読んでみてはどうか。