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この分野の解説書と言えば、オープンソース運動の創始者であるエリック・レイモンド氏が書いた『伽藍とバザール』(光芒社刊)が有名だ。オープンソースを正しく理解するには、一度は目を通しておかなければならない本である。ただ、オープンソース推進の立場で書かれた同書は、この開発手法の利点を強調しすぎているきらいがあった。また、ソフトウエア開発の経験がない読者にはわかりにくい部分も多かった。
これに対し本書は、オープンソースを理解するための前提知識が乏しい読者を対象に「オープンソースとLinuxの関係」、「ソースコードとは何か」というところから話を始めている。内容は、オープンソースの歴史と現状、メリットや課題など。本書を読むだけでオープンソースについて一通りの知識が得られる。
(日経コンピュータ 2004/02/23 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
登録情報
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帯にある『オープンソースは、「無償」ではありません。オープンソースは、「著作権を放棄」していません。』も、ドキッとする本質を突いたキャッチであり好感が持てる。
オープンソースを点で理解するのではなく、面で理解するのには最適の一冊。オープンソース関係者ばかりではなく、商用ソフトウェア一筋の方にもぜひ読んでいただきたい。
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