この本はプログラミングに縁がなかった生物学者やバイオインフォマティクス初学者に向けて書かれた良書です。
バイオインフォマティクス解析に興味がある、またはどうしてもやらないといけなくなった、という状況で「実際にどうやったらいいのかよくわからない」という問題を解決する助けになります。
オープンソースは最新の解析法を利用する最良の手段の1つです。高速シーケンサーの出現に伴い、よりこのようなツールに慣れていることが研究の効率をあげることに繋がります。
一方で残念ながらどうしても情報は古くなっていくものですから、現在も活発に活動を続けている著者らが高速シーケンサーなど新しいツールへの対応も含めたアップデートを期待します。
また本書はコマンドが読みやすくレイアウトされたデザインなのも、ちょっとしたポイントではないかと感じました。
そして"付録E UNIX 30必須コマンド"が実は28しかないところに筆者らのハッカーらしいユーモアがあって最後まで楽しめませてくれます (!)
手にとってみる価値のある良書です。