※本商品は「「上手な話し方」が自然と身につく45の法則」(こう書房刊 金井英之著 ISBN:4-7696-0771-7 208頁 1,260円(税込))をオーディオ化したものです。 (C)H.Kanai
★ ●話し上手の「物差し」
話し上手とは、目的を達成し効果を上げる話ができる人のことを言う。
セールスマンのなかには、立て板に水を流したように1人で
しゃべりまくっている人がいる。まったく反対に、
商品の説明もロクにできない人もいる。
これは両者とも話し上手とは言えない。では、話し上手とはどのような人か。
人前でよどみなく自分の考えを話している、初対面の人と臆せず話す、
熱っぽく人を説得する、テキパキと部下に指示を与えている。このような光景を見ると
「この人は話し上手だな」と思う。たしかに話し上手には違いないが、
話し上手の判断基準は、もう一歩踏み込み効果を上げることができたかどうかを
最終的な物差しにしたい。
人前での話はもとより、職場での会話が上手になれば、人生の成功と幸せを
築くための大きな鍵を手に入れたことになる。人間は誰でも努力次第で
話し上手になれる。
●効果を上げることが難しい
人間が幸せな人生を築くためにもっとも大切なことは何か。
それは次の4つに集約される。
1. 健康であること(すべての基本は健康にあり)
2. 仕事のできる人間になること(他人以上に仕事の能力を身につける)
3. 表現力を身につけること(周囲が自分の存在価値を正しく評価する)
4. よい人間関係をつくること(話を聞いてもらえるかどうかは人間関係次第)
1.と2.については誰でも意識して努力をする。
しかし、意外と忘れられがちなのが3.と4.である。
これが話し方の分野であり、大切な問題なのだ。
自分の考えを上手に言葉で表現できたと思っても、
実は、その話は全体の60%しか表現できておらず、
聞き手がそれを聞いて理解するのは、さらにその50%と言われている。
この数字から言えることは、自分の考えていることを上手に表現できたとしても
相手に伝わるものは全体の30%にすぎないということだ。
伝えたいことを言葉で表現すれば相手は理解してくれる
――そう思ったら大間違いである。言葉で表現し効果を上げることは
非常に難しいことなのだ。
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