リビングとは別に、寝室兼書斎では小型スピーカーを出窓に置いて鳴らしています。長期間使用してきたアンプを、今回ラスティームのデジタルアンプに交換しました。このアンプは光・同軸・USBだけでアナログ入力がありません。そこで、CDPからは光ケーブルでつないでいます。AT-HA35i は同軸でデジタル信号を出力できるし、iPodをつなげればBGMを流しつづけられるので、購入を決めました。
さてヘッドホンアンプとしての実力ですが、十分なものだと思います。iPodのアナログ出力と比べ、解像度や音の厚み、立体感が感じられます。デスクトップで、iPodをよりよい音質で聴きたいという人は、購入して損はないでしょう。
しかし、それ以上にすばらしいのが、デジタルアンプに同軸ケーブルで接続したときの音でした。「え、iPodって、こんなにいい音が入っていたの?」とびっくりさせられます。とくに音質のよいものはロスレスで、それ以外はAAC256kbpsでインポートしていたのですが、ロスレスの音はCDP→光ケーブルの音を完全に凌駕しており、AACでも遜色ないほどです。クラシックでは楽器の前後の位置関係が明瞭に表現されますし、ポップスではスタジオでどのような音作りをしているのかまでわかってしまうほどです。(ただし同軸はベルデンなど質のよいものをお勧めします)
より高音質のDACにつなぎ、リビングのシステムに組みこんだらどんな音がするのだろうなどと、探求心に火がついてしまいそうです。とりあえず、1TBのハードディスクを買ってきて、音質のよい愛聴盤をすべてWAVで取り込むことにしました。これからが楽しみです。
というわけで、音の満足度からすれば満点なのですが、付属のリモコンの操作性がいまひとつなので、星ひとつ減点とします。メーカーにはぜひ改善をお願いしたいところです。