雑誌の連載を読んでいたのだけど、
「おっ、そろそろ盛り上がるかな?」というところでまさかの最終回。
なのでちょっと物足りなくもあるのだけど、
著者が本作品を通して言いたかったことが凝縮されているラスト一行に、
「ああ、そういうことか」とすとんと納得がいった。
それをわかった上で改めて読み返してみるとなかなかの傑作ではないかと思う。
カースト制のまかりとおる「学校」という閉じられた空間で、
本作のようなことが実際にあったとしたらそれはすごく(危ういけれど)素晴らしいこと
なのではないだろうか。
私もこんな背徳的な経緯で友達を作ってみたいと思った。
こんな風に近づき合った二人なら、強い絆で結ばれてなかなか離れないだろうと思うから。
友達以上の特別な存在になれるような気がするから。
おすすめです。