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オーストリア皇太子の日本日記 (講談社学術文庫)
 
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オーストリア皇太子の日本日記 (講談社学術文庫) [文庫]

フランツ・フェルディナント , 安藤 勉
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容説明

「サラエボの悲劇」の主人公が綴る日本紀行明治中頃の日本を旅した皇太子が、各地で出会った風物や伝統文化、美術品蒐集の次第等につき精細に記した旅行記。『世界周遊日記』より日本部分を訳出。本邦初訳

内容(「BOOK」データベースより)

一八九二年末、オーストリア帝国帝位継承者、皇太子フェルディナントは世界周遊の旅に出た。翌年長崎に到着した彼は東京を目ざすが、その途次、各地で日本文化との出会いを堪能しつつ、のちにウィーン民族学博物館日本部門の礎をなす一万八千点もの美術品等の蒐集も行う。二十一年後、サラエボで暗殺される悲運の皇太子若き日の日本紀行。本邦初訳。

登録情報

  • 文庫: 240ページ
  • 出版社: 講談社 (2005/9/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061597256
  • ISBN-13: 978-4061597259
  • 発売日: 2005/9/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
サラエボ事件で暗殺されたフランツ・フェルディナントの書いた日本旅行記。これだけ高位にある人物の書いた日記であるから、当然ただの日記ではなく、文化と軍事の側面から当時の日本を鋭く描いている。日記の中で彼は、古くからの日本文化への憧憬や、従来の慣習や文化を捨てて近代化・工業化への道を直走る日本に対する危機感を露にしている。また、日本各地で行われた閲兵式では、彼は馬や装備の質、兵員の錬度に目を光らせ、軍艦に乗り込めば水兵や大砲の様子をつぶさに観察する。
 当時の外国人、特に指導者階級が日本の事をどう見ていたのかを知るのには格好の書物だろう。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 三輪そーめん トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
オーストリア皇太子、フランツ・フェルディナント殿下が記した日本旅行記。

殿下が訪れたのは1892年末であり、前年の大津事件の教訓も踏まえて
日本政府と皇室は最大級の歓待を時の大国の皇太子にしたようです。
文面から殿下の終始ご機嫌な様子が伺えます。
他のレビュアーさんが書いていらっしゃるとおり、
日本の軍事面には並々ならぬ興味を示している。
そしてそれ以上に、日本の建造物、風習、風景、歴史にも興味をもたれたらしく
かなり詳細にしるしてあります。
歴史に基づいた建築物の考察など、当時日本を訪れた外国の皇族の中では
ずばぬけた分析をされています。
そこには日本に対する脅威よりも
むしろ、近代化によって失われる古き良き日本に対する愛惜が感じられます。

この日記は欧州でも出版され、日本の紹介のテキストにも使われました。
読ませる日記です。

フェルディナント殿下は日本の庭園に興味を持たれ
帰国後、自ら日本庭園も作られたらしい。
そして、1914年、愛するお妃様と共にサラエボで暗殺された。

この日記から浮かび上がる日本への愛情を感じるにつけ
もしも、この方が長生きされていたらどうなったのだろうかと思うと感慨深い。
暗殺後の第一次世界大戦で、殿下の祖国と日本は敵対国となった。
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