オーストラリア大陸が大好きで、行きたい行きたいと思いつつ、なかなか行けないあなたやぼくには、最適の一冊です。あれやこれやの観光案内的雑音はすべてはぶいて、島大陸の自然、その本質を、ずばりと見せてくれます。スカッとします。地形、水、森、動物たち、植物群、どれも光輝く魅力を放っています。写真も気合いが入った傑作ぞろい。深夜、冬の東京でこれを見ていると、いてもたってもいられない気持ちになり、ついメン・アット・ワークとかかけてみたり。ぼく自身はどっちかというと「砂漠系、荒野系、岩石系」の風景に惹かれるのですが、もちろん海も森もすばらしいですよ。そして、作為を超えたユーモアが、あちこちにあるのも、オーストラリアの魅力です。一例が38ページ、タスマニア・タイガーの古い写真。あっはっはっは。大笑いでした。ぜひぜひ、この写真だけは、まず見てくださいね。