出版社からのコメント
オーケストラのホルン・パートに挑戦!
ホルンを演奏する皆さんが、いつもよく聴いて知っているオーケストラ曲、18から19世紀のバロック、古典派からロマン派前期・後期、そして近代、20世紀に書かれた数々の名曲・傑作の中から、オーケストラの中のホルンのパートを自分(たち)で実際に演奏して楽しんでみたい方々のために、出版しました。すべてがオーケストラのホルンのパート譜のオリジナル楽譜で、ホルンが活躍する聴きどころ(=吹きどころ)をできる限りたくさん集めています。
また大きな編成の作品では、8本以上のホルンが登場する曲などもあり、またワーグナー、ブルックナーでは、ワーグナー・チューバへの持ち替えが指定されている曲も収録していますが、ここではそれらの特殊なパートも含めて全て記譜しています。
なお掲載した楽譜は、F管のための楽譜だけでなく、さまざまな管のために書かれたパートを、そのオリジナルのままで収録しています。ところで、例えば(A.) と書いて指定されているA管で演奏するための楽譜を、いちいち読み替えをして吹くのはすごく大変だ!と思う人がいるかもしれません。特にホルンを始めて間もない人たちは、読み替えに慣れていないので、そのように思われることでしょう。しかしこの本では、みなさんにオリジナルで書かれた楽譜を読む訓練をしてもらいたいと考えて編集してありますので、あえていろいろな管のために書かれた楽譜を、F管で演奏しやすいように書き替えたりはしていません。
ぜひ、ホルンで演奏する楽しみを拡げるためにも、ひと通りいろいろな管の楽譜を読むことにチャレンジしてみて下さい。
さあ、今日も一日、みなさんでこの楽譜を使ってお好きなオーケストラ曲をどっぷり楽しんで下さい。
著者について
有馬純晴(ありますみはる)
東京都出身。東京芸術大学音楽学部器楽科ホルン専攻卒業。
1983年 東京都交響楽団に入団。1986年から首席ホルン奏者となる。第23回日本管打楽器コンクール(2006年)にて審査委員長を務める。2006年、済州島における第4回Brass Competitionに審査員として招かれる。
2001年より 日本ホルン協会 副会長。