会社員だった坂口麻衣子がとある事件に巻き込まれてキャスターに。その中で出会う様々な事件や人間模様。そして、麻衣子を見いだしたディレクターの真鍋、真鍋と同期のプロデューサーの水科女史、早くに亡くした父親への思い、母親との葛藤など、事件や事件にまつわる人間模様の他に、周囲の人々の抱える人生や麻衣子自身の人生もしっかり描かれています。
この上巻には単行本に収録された通りの作品が入っていますが、下巻には単行本未収録の作品が2話、収録されています。
池田先生の作品の中では一番好きな作品。今の絵とは少し違いますが、線がしっかりと描かれたこの頃の絵が個人的にはかなり好きです。文庫表紙の絵は今描かれたもので、当時の絵柄とはやや違います。