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オンリー・チャイルド (扶桑社ミステリー)
 
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オンリー・チャイルド (扶桑社ミステリー) [文庫]

ジャック ケッチャム , Jack Ketchum , 有沢 善樹
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

アーサーとリディア。二人が出会わなければ、こんなことには…。1953年、アーサーはこの世に生を受けた。母親からの虐待を受けながら育ったアーサーは、狡猾な悪ガキへと成長していった。大人になってからも、アーサーは邪悪な感情を秘めたままだった。その後、内気な女性リディアと知り合い、彼女は不安を残しつつもアーサーと結婚。だが、彼は変態セックスを強要したり、しだいに凶暴な性格を表していく。抑圧された日常の中、彼女は一人息子ロバートに愛情を注ぐが、ロバートもまた奇妙な動作や習癖を見せ始める―。

登録情報

  • 文庫: 398ページ
  • 出版社: 扶桑社 (1997/06)
  • ISBN-10: 4594022715
  • ISBN-13: 978-4594022716
  • 発売日: 1997/06
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 313,001位 (本のベストセラーを見る)
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30 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mal
形式:文庫
ケッチャムはホラー作家として語られることが多い。しかし実際にその作品に触れてみると、はて、なんと表現したものか、実に居心地の悪い状態に陥らざるを得ない。有名な「隣の家の少女」にしても「オフシーズン」にしても、悲惨で悲痛な事件が起こることは間違いないし、登場人物の多くは大いなる苦痛にさらされる。ケッチャムの小説が、世にあるホラー小説と一線を画しているのは、この苦痛が読者にひたひたと伝わってくる点にあるのではないだろうか。

本書はケッチャム作品の中でも、もっとも苦痛が読者を直撃する1作ではないかと思う。緻密に組み立てられ、詳細に描かれる主人公の悲劇は、ページをめくるごとにこちらの身体に沁み込んでくるようで、読み進めるにつれて全身が重くなってくるようだ。

ケッチャムの小説を味わうときは、出来るだけベッドやソファーなど、体重をしっかり支えてくれるものと一緒の方がいい。重くなった身体が沈み込んでいっても大丈夫なように。

このレビューは参考になりましたか?
25 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 同じケッチャムの「隣の家の少女」が狂気と暴力にどっぷり浸された小説で、とにかく後味が悪かったのを思い出す。そしてこの「オンリー・チャイルド」もその点は同様だ。しかしどうしてこんなに面白いんだろう。読んでいる最中は呪いか魔法にでもかけられたようにページを繰るのを止められないのだ。後味の悪さの原因は次々と描き出されるレイプや暴力、児童虐待といったシーンにぞっとしながらも憑かれたように読み進んでしまう自分への嫌悪感かとうがってしまうほどの引き込まれようだ。

 ハンサムな実業家アーサーと美しく魅力的なリディアの結婚は自然の成り行きと思われた。しかしアーサーは幼い頃母親に受けた仕打ちのため心を病んでいた。やがて二人の間に生まれた息子は成長するにつれ異常な行動をとりはじめる。原因がわからないリディアはなす術が無くおろおろするばかり。しかしあるとき真実を知ったリディアは息子を守る為ひとりで夫に立ち向かっていく。

 事件が解決してもめでたしめでたしでは終わりません。それも後味の悪さの一因でしょう。でもくどいようですが、とにかく面白い!

このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
読み終わった後の後味の悪さで言うと、
隣の家の少女を上回っているのではないかと思います。

「結局誰も救われないのではないのか。」
それが読みすすめるうちに読者にも薄々わかってくるのですが、
ケッチャムの「あの」ぐいぐい引っ張る読ませ方で、
ページをめくるのをやめさせてはくれません。
ケッチャムは読者に本当に上手に感情移入させることが出来ます。
そのため、もう一人のリディアとなった私たちが
これでもかと言うほどのどん底まで落とされます。
最高です。現実にある問題としては最低なのですが、作品の評価として・・・。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
ここまでとは…
最後まで一気読みに近い状態だったので、おそらく傑作なのでしょう。でもあまりにも救いが無さすぎる。ひとかけらの希望すら無い。こんなに後味の悪い話だと知っていたら読ま... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: ワッペン
ホラーではなく児童虐待、法廷小説
主人公リディアと弁護士たちが繰り広げる法廷ドラマが大きくて、肝心の息子ロバートの恐怖とかアーサーの残酷さがあまり伝わって来ません。もちろん、ホラーではありません。... 続きを読む
投稿日: 2009/3/23 投稿者: 若村さき
腹が立つほど気持ちの悪い話
私の中ではケッチャム作品の中で最低最悪の話。
息子のいる自分にとっては全く理解できず、虫唾が走る!... 続きを読む
投稿日: 2008/9/10 投稿者: hika
心理描写がうまくなく中途半端
ストーリーの手の内は途中で全部わかる。

わかってしまってからはあんまり面白くない。... 続きを読む
投稿日: 2006/2/17 投稿者: BlueLotus
法とは?
自分の子供にこのようなことをする人間がいるのだろうか??... 続きを読む
投稿日: 2005/6/20 投稿者: マッガイア
よくもまあ
ケッチャム初体験。
これでもかと胸クソ悪くなる話でありながら、大変リーダビリティが高く(不幸のツルベ打ち)一気読みしてしまう。... 続きを読む
投稿日: 2003/5/22 投稿者: ウルリッチ
絶対不利条件
結婚した男が実は変態性欲の持ち主であり、また殺人犯でもある事を知らずに結婚したリディアは段々と変容していく彼に恐怖を覚える。それから、二人の間に生まれた最愛の息子... 続きを読む
投稿日: 2000/12/5
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