後継機種のCBX-Z20Xの登場で、価格がだいぶ下がりましたが、性能は全く同じで、新型はボティカラーが変わっただけとのこと(ONKYO お客様相談センター談)。なので、音は同じですからこっちを買った方がお得です。
機能面は充実しています。使えるiPodに制限があるように書いてありますが、実際には最新型のiPod Touchまで使えますから、この点での心配は無用です。アダプターを使わなければ、ほぼ全てのiPodが利用可能です。
CDプレーヤーはスロットタイプを用いることでコストカットしています。嬉しいことに、8cmシングルCDがアダプター無しで使えます。パソコンで8cmCDが使えなくてお困りの方も、これを使えばいつでもシングルCDを聴くことができます。
肝心な音質ですが、ONKYOの開発陣は相当に優れた技術者の集団ですので、価格以上の音を出してきます。バランスが整い、嫌みな音がありません。但し、注意が必要です。付属の電源ケーブルを使ってしまうと、音がキンキンして聴いていられません。ミニコンポの音を想定されていた方は、即座に幻滅させられます。しかし、ここで裏技です。
電源ケーブルを純正のものから、プラグもメガネ差し込み口もメッキしていないケーブルを使うと、一瞬にして音が化けます。恐らく、開発段階でも非メッキ電源を使っているはずです。電気工学を専攻された方ならば、メッキを通過した電気に変化が現れることを知っているはずです。なのにメッキの電源ケーブルを付属させたのは、市場にメッキされていない安価な電源ケーブルが無かったからでしょう。当然に、付属の電源ケーブルはONKYOが作ったものではありません。
開発陣と同じ電源を使ってしまえば、開発時と同じ音が出る訳ですから、当然良くなります。ただ前述のように、メッキしていない電源ケーブルは非常に稀で、探すのが大変です。しかし、ここは努力しなければなりません。付属の電源ケーブルを使っただけで評価するのは間違いです。メーカーの都合も考えながら、それなりの努力はしましょう、
伝統的なアナログアンプに、スピーカーはダイナミック型。BA型には及ばずとも、作りはしっかりしています。
難点は、ラジカセなのに取っ手が付いていないことです。軽いですから持ち上げるのは簡単ですが、それも面倒という女性の方は多いのではないでしょうか。その場合は、ご家族か恋人に協力してもらいましょう。
スタイリッシュで音が良い。高価なラジカセがバカらしくなる逸品です。是非電源ケーブルを探して、正しい音で聴いてみて下さい。これで充分に満足できるはずです。