内容紹介
「オレンジ党」シリーズ33年ぶりの新作!! シリーズ完結編ついに刊行。オレンジ党は今までの最強の敵と対峙する。6人が目にする景色は…… 第二部で遠い学園に転校した名和ゆきえが帰って、オレンジ党はまた6人で再結成した。だが、6人の前に立ちふさがるのは、今までの敵とは格段に違っていた。大人の力を借りずに6人の力で戦ってきたが、冒険の途中で、ルミは自分の生い立ち、父母の秘密を知ることになる。そのルミの父親は、教育改革委員会の圧力を受けながらも「物語の力」でオレンジ党に側面から協力する。そして、クライマックスは……これは詩人・天沢退二郎の警告の書である。
内容(「BOOK」データベースより)
名和ゆきえとルミが、同じ出来事を別々の場所から見ている夢を見た。巨大な白鳥が苦しそうな叫び声を上げている。ルミには聞いたこともない“九十九谷”という地名が浮かんだ。吉夢か凶夢か。遠く離れていたゆきえも、父親が迎えにきてもとの学校に戻り、温室で再び6人のオレンジ党が復活した。だが、各学校には教育改革監察委員機構から青い服の監視委員が派遣されるようになって、何かが大きく変わろうとしていた…。
著者について
天沢 退二郎(あまざわ たいじろう) 1936年7月21日生まれ。日本の詩人、仏文学者、児童文学作家、翻訳家。宮沢賢治研究者。東京大学文学部仏文科卒業。明治学院大学文学部フランス文学科名誉教授。