DVDで初めて見たドラマだったのですが、よくある大学生の日常の日々を
とても繊細に描いた物語で、初めからドラマの情景に引き込まれてしまいました。
紗絵はほとんど聴力を失っていて手話で会話していますが、妻夫木さん演じる櫂くんとの
手話での会話がとても綺麗で、ドラマ全編を見終わるころには多少覚えて理解できてしまうほどです。
手話を使ったドラマは過去にもありましたが、これほど綺麗な手話を始めて見ましたし
紗絵と話したいから手話を覚えたという人達のように、見ている私すらそう思うような
柴咲さん演じる紗絵は周りに愛されるとても魅力的な女性です。
このドラマではもちろん聴覚障害者の苦悩が描写されてはいますが、紗絵は障害者というより、
それをふと忘れさせてしまう様な、むしろ彼女の魅力の一部に感じてしまいます。
紗絵と櫂の会話だけでなく、オレンジの会の仲間一人一人がキャラが立っていて楽しく、
大学での光景は思わず笑ってしまうシーンもたくさんあって、ありがちな友達とのやりとりを
見ていると自分の大学時代を懐かしく思い出して嬉しくなったりもします。
最終話もとても心が温かくなるようなハッピーエンドを迎えますが、ハッピーエンドにありがちな
えー?という展開にならず、全編を通して脚本の素晴らしさを感じます。主題歌のSignがこの
物語の内容と重なりとても素敵な曲で、エンディングで聴いているだけで涙が溢れてしまいました。
連続ドラマのDVDでも最近はこの仕様が普通なのでしょうか、ハイビットで画面がとても
綺麗です。放送でご覧になった方も改めて感動できると思います。