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オレたちバブル入行組 (文春文庫)
 
 

オレたちバブル入行組 (文春文庫) [文庫]

池井戸 潤
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

大手銀行にバブル期に入行して、今は大阪西支店融資課長の半沢。支店長命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。すべての責任を押しつけようと暗躍する支店長。四面楚歌の半沢には債権回収しかない。夢多かりし新人時代は去り、気がつけば辛い中間管理職。そんな世代へエールを送る痛快企業小説。

内容(「MARC」データベースより)

崩壊した銀行不倒神話。給料は下がり、ポストも減り、逆境にさらされるバブル入行組の男たちの意地と挑戦を鮮やかに描く長篇小説。『別冊文芸春秋』連載を単行本化。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 362ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2007/12/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4167728028
  • ISBN-13: 978-4167728021
  • 発売日: 2007/12/6
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 バブル期に入行し、大阪西支店の融資課長を勤める半沢が主人公。無担保で5億円の新規融資を実行したが、7ヵ月後に当の相手企業が不渡りを出し倒産、半沢は窮地に立たされる。雲隠れした社長の東田を捕まえることはできるのか、果たして5億円を回収できるのか……
 テンポの良い筆運びに乗せられて、すっかり主人公の側に立ってしまう。元銀行員だけあって銀行内部の描写はお見事。支店長の暗躍、東田社長の悪巧みなど読みどころ満載。とにかく面白い。そして最後に勧善懲悪で目出度し目出度しとなって、溜飲が下がる。読み終わった後は気持ちがいい。読者が何を読みたいかを充分に理解して書いている。賃貸借表とか決算書とかは、ざっくばらんに簡単に触れて、専門知識を振りかざし小難しいことをと並べ立てるような愚は冒していない。従って全体の流れを滞らせることなく実に気持ちよく読める。
 また子どもの書き方が巧い。支店長浅野の子どもが僅かに登場するシーンがあるが、子どもらしさが溢れていて、実に効果的。誰が読んでも面白い小説だと思う。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By I'll go to a place in the sun VINE™ メンバー
形式:文庫
池井戸潤デビューが本作品という、なんだかめずらしいことになったのには特にわけもなく、
乱歩賞作品を読まなかったらそうなってしまっただけのことである。
さて、本作品である。
ユーモア小説が読みたかった私は、題名と装丁から、本作品をてっきりユーモア小説だと信じて読み始めた。
浅野の名前が匠であることに、これは忠臣蔵をもじっているなと勝手に考え読み進める。
しかし、一向にユーモア小説らしくない。
裏切られた!
気付いたときには、半沢にどっぷりと感情移入し、「おら、もっとやれ」と熱くなっている自分がいた。
読了した時にはなんだか気分爽快だった。

わたしもバブル期に入社し、「若者はなぜ三年で辞めるのか」ではないが、今となってはほとんど仕事をしない、ひな壇に並ぶ団塊の世代を食わせるために働いている者である。
そんな鬱屈した精神状態の方にはぜひ薦めたい。
読み終えたとき、快哉を叫んでいるだろう。
ただし、税務職員の方は、あまりいい書き方をされていないので、お薦めしない。
でも、私が仕事上お世話になる税務職員って、へそ曲がりが多いように思う。だから、こういう書き方をすると逆に読むんだよね。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
手に汗握り 2009/1/22
By 平和 トップ1000レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
バブル入社の社員のテイタラクを書いた小説かと思いきや、かなり手に汗握る展開の小説です。バブル絶頂期、私は高校生でしたが、その当時の銀行員がどれだけエリートでチヤホヤされていたかをなんとなく思い出すことができます。安定的で高給取りで皆が憧れた職業であった銀行員が今では消費者金融となんら変わることのない債権取立屋になるとは全く思ってもいませんでしたが…。本書はそんな環境変化を中間管理職として生きる男バブル入社組の半沢を中心に書かれています。ひょんなことから浅野支店長がごり押しした融資が焦げ付いた。その責任を半沢になすりつけ、その責任を問い詰めてくる浅野支店長と浅野の息のかかった本店の人事部たち。そこから半沢の反撃が始まる。
攻撃する浅野と攻撃される半沢。反撃する半沢と反撃される浅野。二人の攻防が実に手に汗にぎるものです。読んでいる私自身の胃が何度キリキリしたかわからないほどの心理戦が繰り広げられます。思わず読み入ってしまい危うく最寄り駅で降り損ねそうになったことが何度あったことか。それはそうと、これが銀行の内実なら銀行に明日は無いなぁとつくづく感じました。
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共感できる企業小説
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投稿日: 1か月前 投稿者: フォーク世代
とにかく面白い
テンポも展開もとてもよく、ついつい読み進めてしまう作品。
筆者は銀行出身者だけあって、銀行についての描写もバッチリ。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: かける
やられたらやりかえせ!
大銀行の大規模店ならこんな感じの支店長、副支店長たくさんいそう。
企業もの小説なら銀行を舞台にしたものが読み手も共感沸く。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: なおみ
最近お気に入り
池井戸潤は最近お気に入り作家のひとりです。似た作品も多いですが気分よく読めるので好きです。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: noburo
タイトルからは全く想像できないようなストーリー
著者は元銀行員でこの小説も銀行を舞台としたものである。著者の作品を読むのは初めてだし、銀行を題材にした小説も初めてだが、非常におもしろく一気に読み終え、続編「オレ... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: muskia
ストーリーとしては完成度が低く破綻している
この作品は銀行の「閉塞性」を解りやすく描いているので、特に就職活動中の学生には特にお薦めの本である。面白く簡単に読め、しかも若く、正義感やチャレンジ精神に横溢し... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: ネギとコニャックとグルーシェンカ
読後感の悪さ
バブル末期に金融機関に就職した身を振り返るつもりで手に取った。しかし、主人公の底意地の悪さと犯罪すれすれの復讐劇にまったく感情移入できず、後味の悪さが残った。続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 819
痛快であり
内容は痛快です。

あらすじは割愛しますが、同期の結びつきと協力具合が現実的な線で... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: 紅茶
何もかも懐かしい
今や野田首相も愛読するという直木賞受賞作「下町ロケット」作者による作品。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 黒木 学
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