タイトルはオルタナティブと付いていますが、実際はヘッジファンドの
体系書でした。ヘッジファンドの体系と成り立ち(元々はインデックスを
アウトパフォームするために作られた。)や主要投資家から始まり、
各種ヘッジファンドのアービトラージ、リスク管理などが前半に述べら
れています。特にp136-147のアジア通貨危機、LTCM、ブリンストン債など
過去のヘッジファンドに関わる事件が面白かったです。
後半は実践編としてベータやシャープレシオなどヘッジファンドの評価法に
ついて書かれていますが、私には難しかったです。初めて本を手に取った
ときは世界のヘッジファンドの銘柄の説明が書いていることを期待して
いたのですが、どちらかと言うとヘッジファンドに関する学術書であり、
現存のファンドに関する具体的な評価は載っていませんでした。