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オリーブ (文春文庫)
 
 

オリーブ (文春文庫) [文庫]

吉永 南央
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

オリーブの木を買ってきた翌日、突然、消えた妻。跡を辿ろうとする夫は、2人の婚姻届すら提出されていなかった事実を知る。彼女は一体何者だったのか?そして、彼女の目的とは?表題作の「オリーブ」をはじめ、「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズの著者による、「大人の嘘」をモチーフにしたサスペンス作品集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

吉永 南央
1964年埼玉県生まれ。群馬県立女子大学卒業。2004年、「紅雲町のお草」で、第43回オール讀物推理小説新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 268ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2012/2/10)
  • ISBN-10: 4167813025
  • ISBN-13: 978-4167813024
  • 発売日: 2012/2/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 302,880位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
五編からなる小説集です。
すべて「喪失」がテーマになっているのではと思われます。
表題作「オリーブ」は、導入部がおもしろいのですが、ちょっと消化不良の感があり残念。
「カナカナの庭で」「指」「不在」はどれも緊張感にあふれ、人間の汚い面、弱い面、哀しい面を描いていきます。
最後の「欠けた月の夜に」が個人的には一番好きです。
大事な夫を失うことによって、辛い事実をつきつけられた妻。でもそれと同時に今まで見えなかったいろいろなことが見えてきて・・・。

すべてのお話が、なにかを失ったあるいは失うことによって、また違うものを得て日常を続けていく人間を描き、切ないけれど絶望感はなく「人生は続いていく」ということを感じる小説集です。
このレビューは参考になりましたか?
By 朝犬
形式:単行本
オリーブ
カナカナの庭で

不在
欠けた月の夜に

以上五編収録の短編集。

「オリーブ」 突然妻に失踪された夫。妻の行方を追ううちに、知らなかった妻の過去が浮かび上がってくる、、、。
「カナカナ」 死期の近い入院中の男。思いがけぬ外泊許可が下り、妻を驚かそうと自宅に戻ってみると、、、。
「指」 恋人同士の芸術家の女と男。男は女の作品をこっそり自分の作品として売り込み、それが高い評価を得る。それを知った女は、、、。
「不在」 結婚を間近に控えた女。彼女は妹の統合失調症を婚約者に隠していたが、ある日妹が失踪してしまう、、、。

と、四編読んだところで読むのを断念。
なにせ読みにくい。状況設定が複雑すぎて。
基本的にはどれも男と女の関係の物語なのですが、状況説明だけで話が終わってしまう感じ。むだに登場人物多いし。
状況をもっとシンプルするか、長編に仕立てるかするなら、どれもおもしろくなりそうな雰囲気が漂っているだけに残念。
これって編集者が悪いんじゃないの?
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
それぞれに植物がさりげなく登場する5つの短編からなる一冊です。 無くした何か、つまりは無くした大切な人の愛を探すストーリーは、まるでミステリーのようで、謎を紐解いて行くような展開に強く引き込まれました。 同じ境遇などはなかなかないはずなのに、すんなり気持ちに入り込んで来るのは、シンプルで簡素な文章だからでしょうか。 読んだ後は植物がそこにあるだけでそうさせるように、爽やかなみずみずしさを、そして地にしっかりと根を張る植物のような強さと逞しさに似たものを感じました。
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