旧モデル(PJ−10)のレビューです。
新モデル(PJ−20)のレビューも載せています。
●サブフォルダ
PJ-10では,パソコンを使えばサブフォルダを作ることができるので,ファイル管理がやりやすい。例えば,NHK-FMの浪曲十八番という番組を予約録音するとき,事前に「浪曲」というサブフォルダを作っておけば,そこに保存させることができる。
ICR-RS110MFの場合,予約録音用のフォルダはT1,T2,T3,T4,T5の5個で,T1〜T5のフォルダ名を変更することもできないし,サブフォルダを作ることもできない。
ファームウェアのアップデート(2010年3月12日)により予約件数が5件から20件に増えたが,予約録音用のフォルダは5個のまま。1個のフォルダに4種類の番組が保存されることになる。
後継機種のICR-XRS120MFは予約録音用のフォルダがT1〜T20の20個になった。
●ファイル名
PJ-10で予約録音した場合のファイル名は,FM1007078360300.MP3のようになる。これは,「FM放送+日付+周波数+録音開始時間」を表す。
ICR-RS110MFでは,001 100122F0825.MP3というようになる。「ファイル番号+日付+周波数」だけで,【録音開始時間】は付かない。なので,ファイル名を見ただけでは,どの番組なのか分からない。しかも,ファイル番号を見ることができるのはパソコンを使った時のみ。ICR-RS110MF本体から見られるのは100122F0825.MP3というように「日付と周波数」だけ。例えば,NHK第2の番組を同じ日に20件予約録音したとすると,同じ名前のファイルが20個もできてしまうことになる。しかもT1〜T5にあるファイルの名前を変更すると,ファイルが認識されない。musicフォルダに移せば認識される。
●A−Bリピート(部分リピート)
両機種とも,任意の部分を繰り返し再生させるA−Bリピートを,そなえている。
ただ,ICR-RS110MFの場合,musicフォルダでは,このA−Bリピートは使えない。
【予約録音した時のファイル名では内容が分からないので,ファイル名を変更。すると,ファイルが認識されないので,musicフォルダに移動。すると,A−Bリピートが働かない】
PJ-10では,そうした心配はない。
●電源スイッチ
電源スイッチは両機種とも側面にあるが,PJ-10はスライド式。
ICR-RS110MFはプッシュ式なので,間違ってスイッチが入ってしまっていることがある。ポケットやバッグに入れるときには,必ず hold にするようにしないと,使いたい時に電池がない,といった悲劇にあうことになる。後継機種のICR-XRS120MFはスライド式に変更されている。
●操作ボタン
PJ-10の操作ボタンは,大きめで指の腹でも押せる。しかも,キーマークが金属ボタンに刻印されているのが良い。もっとも凸凹を感触で認識できるほどではないが。
ICR-RS110MFの操作ボタンのうち,音量ボタン(+,−),早送りボタン,巻戻しボタンは小さめなので,ツメを立てて押すことになる。しかも,これらのボタンはキーマークが刻印ではなく,プリント。私のICR-RS110MFでは,音量ボタン(−)のプリントがハゲ始めてきた。どうやら,下地は金属ではなく,プラスチックのようだ。
●SANYOのICR-RS110MFの良い点
▲ICR-RS110MFの場合,充電池eneloopを使えば,クレードルだけでなく,パソコンにつないだ時でも充電できる。後継機種のICR-XRS120MFはリチウムイオンバッテリーになり,eneloopは使えなくなった。
PJ-10のアンテナステーションには,充電機能はない。
▲PJ-10のメモリーは2GB固定。ICR-RS110MFにはmicroSDカードスロットがあるので,メモリーを増やすことができる。私はTOSHIBA の microSDHCカード 8GB [海外パッケージ]を使用している。
●VJ-20
2010年11月20日にオリンパスより発売されたVJ-20は,SANYOのICR-RS110MFにそっくり。 OEM製品のようだ。ただ,VJ-20の販売は,書店とオリンパスのオンラインショップのみ。つまり,価格は29,800円固定で,割引は期待できない。
●ICR-RS110MFは生産終了
後継機種は Panasonic のRR-RS150-K
●PJ-10の後継機
2011年10月28日に後継機 PJ-20 が発売された。