オーラソーマの創始者、ヴィッキー・ウォールさんの本です。
オーラソーマがどのようなもので、どのように誕生したのかなど、
非常によくわかります。
そんな良書であるにもかかわらず、批判が多いのは、
中身が『オーラソーマ―奇跡のカラーヒーリング』(1997年刊)と
ほぼ同じだからです。
それでいて価格は2倍になっているので、
既刊本の読者から不満の声が上がるのは当然だと思います。
「はじめに」の文章から出版の由来を類推すると、
ヴィッキーの母国語である英語の本が絶版になっていたため、
オリジナルの原稿に戻って2005年に再出版。
それを日本語に翻訳したのが本書ということのようです。
既刊本とは構成も微妙に変わっているので、
本書のほうがオリジナルにより近いのかもしれません。
なおかつハードカバーの本で、
ボトルやポマンダー、クイントエッセンスの一本一本の
カラー写真が入れられていることを考えると、
既刊本よりある程度値段が高くなっているのもうなずけます。
ただし、本書にはこうした由来やメリットのことが一切書かれていません。
それが誤解を生んでいる原因になっていると思われますが、
良書だけに非常に残念です。