このCDについて
日本が世界に誇る音楽家、武満徹。早いもので2006年2月20日で没後10年を迎えます。
1990年~91年にかけてシリーズ発売された『武満徹の映画音楽1:~6:』には彼の手がけた映画音楽作品のうち主要な41曲が収録されています。どれも珠玉の名曲ばかり。映画をこよなく愛し、音楽によって映画に力強い表現力を吹き込んできた大作曲家の功績を讃えるべくCD-BOXセットとして復刻、没後10年目の命日に発売いたします。
◇ タイトル:『オリジナル・サウンドトラックによる 武満徹 映画音楽』
◇ 商品構成:CD7枚組(特典盤1枚含む)
◇ 発売日:2006年2月20日
◇ 価格:\10,500(税込)
DISC-1 小林正樹 監督作品篇
1:怪談 2:切腹 3:燃える秋 4:からみ合い 5:日本の青春 6:化石
DISC-2 篠田正浩 監督作品篇
1:化石の森 2:沈黙 3:美しさと哀しみと 4:暗殺 5:異聞猿飛佐助 6:はなれ瞽女おりん
7:あかね雲
DISC-3 大島 渚・羽仁 進 監督作品篇
1: 愛の亡霊 2:東京戦争戦後秘話 3:夏の妹 4:儀式 5:不良少年 6:充たされた生活
DISC-4 勅使河原 宏 監督作品篇
1:他人の顔 2:サマー・ソルジャー 3:おとし穴 4:白い朝 5:砂の女 6:ホゼー・トレス
7:燃えつきた地図 8:利休
DISC-5 黒沢 明・成島東一郎・豊田四郎・成瀬巳喜男・今村昌平 監督作品篇
1:どですかでん 2:青幻記-遠い日の母は美しく- 3:四谷怪談 4:乱れ雲 5:黒い雨
DISC-6 市川 崑・中村 登・恩地日出夫 監督作品篇
1:京 2:太平洋ひとりぼっち 3:古都 4:二十一歳の父 5:紀ノ川 6:あこがれ 7:女体
8:素晴しい悪女 9:しあわせ
DISC-7(特典盤)
・武満徹が映画音楽制作について語り、映画に対する深い愛情が窺える貴重な対談他を収録!
1:けものみち(須川栄三 監督) 2:最後の審判(堀川弘通 監督)
3:錆びた炎(貞永方久 監督) 4:桜の森の満開の下(篠田正浩 監督)
5:対談『映画と私』 武満徹・秋山邦晴
]「天平の甍」メイン・テーマ ^「天平の甍」について
_デビュー作「狂った果実」と音色への実験 `「狂った果実」メイン・テーマ
a「他人の顔」その録音風景 b日本のヌーベルバーグの人たち
c伝統音楽と「一音構造」 d「切腹」より e映画音楽は演出された音楽
fミックスの重要性と作曲家の責任 g「乾いた花」の録音エピソード
h「乾いた花」のファースト・シーン i私の音楽と映画の関係
1990~91年にかけて発売された『オリジナル・サウンドトラックによる 武満 徹 映画音楽』
1:~6:(当時価格:各\2,500)に当時の全巻購入特典盤(貴重な対談音源ほか)1枚をプラスした7枚セットです。
内容(「CDジャーナル」データベースより)
武満は映画音楽の達人でもあった。と同時に無類の映画好きで頻繁に映画館に足を運んでいたことも知られている。彼の映画音楽は、作り手と見る側との観点と要求を兼ね備えた音楽だったといえるかもしれない。たとえば勅使河原作品だけでも8作品あるが、『サマー・ソルジャー』や『砂の女』などの前衛的作風から、『他人の顔』のクラシカルなワルツ、『利休』でのアジアン・テイストを盛り込んだものまで実に多彩な音楽を書いていて興味尽きない。さらにはこれも武満だったのかと再認識させる意外な名作も数多くありまことに楽しい。全7枚で計45作品(プラスα)を収録。7枚目は特典盤で「映画音楽とわたし」と題した対談があり、『天平の甍』やデビュー作となった『狂った果実』などを取り上げ含蓄の深い話が聞ける。武満の音楽芸術を語る上では欠くことのできないアルバムである。★