アニメ『刀語』のドラマCDで,脚本は原作者である西尾維新さんの書き下ろしです.
中身については,CDが1枚とその内容が書かれたシナリオブックが1冊となっています.
『不問語』とは『ひとがたずねないのに、自ら語り出すこと。独り言。』だそうで,
主要人物の5人が,それぞれ自己紹介に始まり己を語る5編という構成になっています.
その語りは主人公であれば『刀』の事など,各人のアイデンティティとでも言いますか,
生き方や考えを語る文字通りの独り言で,他の登場人物らとのやり取りは一切ありません.
また5人が約10分ずつ,シナリオブックにすると10ページほどのそれを語り続ける様子は,
ストーリ性は無くBGMもあって無いようなものなので,ちょっと退屈に感じてしまうかも….
他にも同音異義語を重ねたお得意の言葉回しは,音声だけだと却って分かりづらかったです.
原作にはない『独り語り』は,確かに登場人物たちへの造詣が深まるのかもしれませんが,
よほどの思い入れが無いのでしたら,アニメが進んでから判断してもよいのではと思います.
なお,シナリオブックの巻末には『出演者アトガタリ』と題した声優さんのコメントと,
西尾さんの『あとがきに代えて』という,こちらも独り言のようなものが収められており,
竹さんによるパッケージイラストは,少し大きい物がシナリオブックにも掲載されています.
※アニメ放送前,予告編など一切の映像や音声を見聞きしていない状態で視聴しました