内容紹介
「結論から言うと、冨永監督の最初の脚本と同じで、作り過ぎたわけね、音楽を。」(菊地成孔談) 「結論から言うと、このアルバムには作り過ぎたものすべてが、映画のプロットを無視して収録されているわけです。」(担当ディレクター談) 今作は、オダギリジョー、香椎由宇の共演で話題を呼んでいる気鋭の若手監督、冨永昌敬監督の初の長編映画『パビリオン山椒魚』のオリジナルサウンドトラック。菊地成孔クィンテットによる演奏に始まり、弦やハープの入った現代音楽風、チープなシンセサウンドと映画本編さながらにビザールなオリジナルスコア、 万波麻希とのデュエットによるマヌーシュ風スイングの主題歌「KEEP IT A SECRET」まで、全23曲を収録。
アーティストについて
TBSラジオ「粋な夜電波」のDJとして注目を集めるアーティスト/プロデューサー。 アバンギャルド・ジャズからクラブシーンまでを熱狂させる鬼才。1984年プロデ ビュー後、山下洋輔グループなどを経て、 「デートコース・ペンタゴン・ロイヤル ガーデン」「スパンクハッピー」といったプロジェクトを立ち上げる。2004年にジャ ズ回帰宣言をし、ソロ・アルバム「デギュスタシオン・ア・ジャズ」、「南米のエリ ザベス・テイラー」を発表。2006年7月にUA×菊地成孔名義で発表したスタンダー ド・ジャズ・アルバム「cure jazz」が大ヒット。2007年12月には初のBunkamuraオー チャードホール公演を成功させた。2008年からは黄金クインテット時代のマイルス・ デイビスにインスパイアされた菊地成孔ダブ・セクステット、菊地成孔とアコース ティク・チェンバージャズオーケスラである、ペペ・トルメント・アスカラールで活 動中。2009年、いまや伝説と化した雨の野音でDCPRGを再結成する。2011年には、 ジャズの名門レーベル、Impulse! と契約、またキップ・ハンラハンとブルーノート 東京でコラボレーションするなど活動の視線は海外に広がりつつある。最新アルバム は菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール「NEW YORK HELL SONIC BALLET」 (ewe) 、DCPRG「ALTER WAR IN TOKYO」、「SECOND REPORT FROM IRON MAOUNTAIN」 (impulse)。 音楽講師としては私塾「ペンギン音楽大学」を主宰するほか、映画美学 校でも教鞭を執り、さらに、2005年まで東京大学教養学部の非常勤講師を務め、2006 年国立音楽大学非常勤講師、2007年東京藝術大学講師、2008年からは慶応義塾大学で 講師を務める。また、驚異的な博識と饒舌な文体で、エッセイストとしても高い評価 を受け、音楽雑誌、ファッション雑誌、文芸誌など、多彩な媒体で活躍中。現在日本 テレビでOA中の『LUPIN THE THIRD ~峰不二子という女』の音楽を手がける。