伝説的な名盤のIIなのだから期待レベルが高くなってしまうのは仕方ないが、これまでの彼らの活動を思い返せば、そして分かりやすいストレートなロックのリフ作りを得意とするデガーモが不在の中ではこのような作品になることは明白であっただろう。むしろ、そういった期待しすぎることない感覚で聴けば、18年もの間に彼らが培った音楽性の幅広さやインテリジェンスに感心させられるし、曲の途中途中に散らばめられているIのコードラインにニヤリとしたりと、聞き込めば聞き込むほど味が出てくるアルバムだ。個人的には5曲目あたりからがツボで、そこからは一気なので、アルバムの最初の2曲目あたりで「やっぱりダメかあ」と聴くのを止めてしまった人には再聴をお勧めする!