舞台は、大人の事情により中世に閉じ込められた植民惑星。産業革命以前、米国独立戦争やナポレオン戦争より少し前の技術レベルで技術発展を封印され、しかも単一の宗教が支配しています。その世界にちょっと干渉して、人類の発展を企てる話。
こう書くと、反逆者の月3の舞台が思い起こされます。そんな雰囲気の話です。今回は干渉するのは一人だけと、登場人物の配置が異なるので、もちろん違った展開になっています。
3分冊刊行のその1ですから、ざっくりといって一区切りつくペースの1/3までの話になります。
反逆者の月3は陸軍の話でしたが、今回の国はイギリスばりの海軍国なので帆船小説、しかもウェーバーらしい豪快なお話に期待しています。
宇宙を舞台にするSFではありませんのでご注意下され。とはいえ技術発展に干渉する醍醐味、レビューア的にはストライクなお話です。