7、8年前にブロードウェイのマジェスティック・シアターで「オペラ座の怪人」を初めて鑑賞した時の感動は、今でも忘れていません。本作品はロンドンはロイヤル・アルバート・ホールで、2011年10月にたった2回だけ上演された「オペラ座の怪人」25周年記念公演を収録したもの。この収録映像は、劇場でも短期間上映されたようです。
ロイヤル・アルバート・ホールは大規模な(収容7千人)コンサート会場ですから、色々な仕掛けを必要とするこのミュージカル作品を上演するのには必ずしも適していないのだと思います。例えば、冒頭見せ場のシャンデリアを引き上げる演出は無理だったようで、初めから固定されています(残念!)。
それでもフル・オーケストラを舞台2階に配置したり、プロジェクタ映像を駆使するなど、様々な工夫がなされています。通常は50人程度である出演者数が150人にも及んだりして(「マスカレード」のシーンで人形を使う必要がない)、豪華絢爛、雨あられ・・・。当然クローズ・アップ映像も多用されていますので、正に特等席での観賞です。
記念公演だけあってファントム(ラミン・カリムルー)とクリスティーヌ(シエラ・ボーゲス)役の歌唱力も文句無し。シエラ・ボーゲスの美貌も文句無し(やや大顔か)。ファントムのメイクはあれほど醜くしなくてもよいのでは・・・。
作品の素晴らしさは言うに及ばず、ラスト・シーンでは不覚にも涙が・・・。
カーテンコールが何と言っても素晴らしい。ここだけでもこのブルーレイを購入する価値あり。