既に今年の12月にSACDが発売されるとアナウンスされている…。恐らく、このCDにおける音源は、このSACD用リマスター音源のダウングレード版に過ぎないのでは? そんな細かい点にはこだわらず、元よりSACDプレイヤーなんて持っていない、というリスナーであれば、こんなレビューは下らぬ雑音に過ぎないでしょうが…。
ハッキリ言って、イヤな売り方だと思います。「SACDが出ると分かっていれば、今作(CD)は見送っていたのに」とホゾを噛んでいる熱心なファンは、恐らく百人や千人は下らないでしょう。 数年前のSACDについては、ハイブリッド(=CD再生も可能)が主流で、それこそ、あらゆるファン層が納得して購入できる、オールインワンのスグレモノだったのを、わざわざ音をバラ売りしてまで利潤を上げるとは、昨今の事情では必然なのかもしれませんが、個人的には、決定的に、国内盤CD全般についての信用とか購買意欲が失せてしまいました。
よりによって、クイーンの作品で、こんなことをするのか!?…というのが、率直な感想です。 日本国内だけで、今まで、一体、どれほどのファンが、長年に渡りクイーンの作品を買い支えてきたのか? それに報いるメーカーサイドの回答として、これは最低の形でしょう。