本作の意図は明確に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だ。
それはC・グローヴァーを起用していることからもわかる。「BTTF」のパート2以降
は降板してしまったが、あの「パパ」がいなければ「BTTF」はあそこまで化けなかった。
演じ方も当時を彷彿とさせて、ファンにはたまらない「特典」だ。
バスタブがタイムマシンというのは、邦題でも分かる通り日本の「バブルへGO!」の
洗濯機からヒントを得たのかもしれない。
ただし、バスタブがタイムスリップするときに被る時間軸の映像は「BTTF」のデロリアン
と同じだ。
しかし作品的にはちょっとお下品であり、なにかそのあたりは「ハングオーバー」にも似ている。
また1986年を「昔」と描くのも難しい。
雰囲気や着ているものだけでは、あそこが1986年だとは思えなかったのもマイナス。
それでも全米興収は5,000万ドルを超えるヒットになっており、現在困窮状態の
MGMとユナイトの配給網としては大健闘だ。
アメリカ人はやはりこういうバカバカしいノリの作品が好きなのだろう。
ゲストスターとして、大御所C・チェイスが登場しているのも嬉しかった。
もともとコメディが少ない主演たちなので、ちょっとスベリ気味のシーンもあるのだが、
あの修理人が現れるだけでパッと雰囲気を変えてしまうのだから流石だ。
特典映像は未公開シーンなどが収録されている。
星は2つだが、クリスピンの出演にプラス1つで3つ星です。