内容(「BOOK」データベースより)
一九三〇年十月二七日、日本の植民地だった台湾の中部山岳地帯の霧社で、台湾原住民族のタイヤル族が日本人を襲撃し、一三四名を殺害した。蜂起したタイヤル族に対する日本側の弾圧は、近代兵器を駆使して執拗におこなわれた。蜂起に加わったタイヤル族の部落の人口は五分の一近くに激減し、故郷の霧社を追われた。オビンは、この「霧社事件」に生き残った女性である。本書では、霧社を訪れ、オビンと交流のあった著者が、その一生を綴っている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中村 ふじゑ
1934年生まれ。台湾史研究。著訳書に『台湾百科』(共著大修館書店)、『最後の貴族』(徳間書店)、『彩鳳の夢』、『三本足の馬』『鳥になった男』、(ともに共訳 研文出版)、『アジアの新聞が報じた自衛隊の海外派兵と永野発言・桜井発言』、『語られなかったアジアの戦後』(ともに共著梨の木舎)、『写真図説日本の侵略』(共著大月書店)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)