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オバマは世界を救えるか
 
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オバマは世界を救えるか [単行本]

吉崎 達彦
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ネットで人気のニューズレター「溜池通信」で知られるエコノミストが米国経済の行方を詳細分析。「政治」と「経済」の複眼で世界同時不況の展開を読む!
1,世界金融危機は春までに一応収束か
2,オバマ政権の第1期はマクロの調整に費やされる
3,それでも、ミクロの強さゆえに「米国の時代」は終わらない
4,外発型危機の克服は日本のお家芸、「日本型経営」が見直される
5,オバマが目指す「偉大な大統領」とは

内容(「BOOK」データベースより)

世界経済再生の鍵を握るのは新大統領だ。「短期楽観、中期悲観、長期楽観」―注目のエコノミストが米国経済の行方を読む。

登録情報

  • 単行本: 235ページ
  • 出版社: 新潮社 (2009/02)
  • ISBN-10: 4103137711
  • ISBN-13: 978-4103137719
  • 発売日: 2009/02
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 馬場伸一 トップ500レビュアー
形式:単行本
練達の米国ウォッチャーによる「金融危機」と「オバマ現象」についての丁寧な解説書。
きわめて示唆に富む。

一年前、世界は原油高騰に怯え、インフレを懸念していた。
いま、世界は需要不足に直面し、デフレの恐怖が迫っている。
2008年とは、なんという巨大な変転の年であったことか!

本書には、「溜池通信」で「同時中継」されていたことをまとめて読み返すという趣きがあるのだが、それゆえに改めて思い至ることは多々ある。上記の感慨などはその典型である。

本書は実用的でもある。第5章にある大統領選挙結果の詳細な分析は、これからのアメリカ政治を見ていくのに有益な補助線をいくつも与えてくれる。

それにしても。
第1章の終わりに麻生首相の国連総会演説が引用されているが、首相に就任したばかりの時期に行われたこの演説は、金融危機の本質を優れたレトリックで語った、掛け値なしに素晴らしいものであった。しかし、それからあとのことを思うと、実に往時茫々たるの感慨にとらわれる。まだあれから半年もたっていないというのに。
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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
どのページをめくっても、「くすっ」と笑ったり、「へぇ」と感心する箇所がある、実に楽しくてためになる本です。読みやすいのですが、もったいなく思ってゆっくりゆっくり読みました。この本全体から教えられるのは、エージェント(代理人・専門家)を見抜き、使いこなす、そういう、プリンシパル(依頼人・ジェネラリスト)としての力を磨くことの大切さでした。

プリンシパル(依頼人・主体者)−エージェント(代理人・専門家)問題を挙げて、著者は、次のように語ります。コンサルタント、アナリスト、エコノミストなどの「エージェント」の方が「プリンシパル」より脚光を浴びる昨今の風潮に、胡散臭いものを感じる。プリンシパルである読者・国民は、国際金融危機についても、米国政治についても、専門家の意見を鵜呑みにせず、ジェネラリストの立場にたって、情報をクロスさせて見抜いていく。その上で、自分なりの解決方法とか世界観をつくっていくことが大事だ。それがエージェントにだまされない賢いプリンシパルになる道ではないか。

まさにこれを著者が実行してきて、周囲に教えてくれていることだと思います。

この本は、これまでの吉崎氏の著書の中では、氏の運営する人気サイト「溜池通信」のテイストに最も近いものです。「溜池通信」の愛読者としても、とても気持ちいいものでした。

吉崎氏の論説は、ゴルフでいうと、「バランスのいい美しいフォームで、球をよく見て打てば、スコアはおのずとよくなる。」というのを見せられている思いです。俗物のこちらは、どうしても、池やバンカーが気になって、体勢がくずれて、球が右や左に曲がってしまうのですが。
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