登録情報
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明川哲也さんは、早稲田哲学科を卒業し、ドリアン助川としてバンド「叫ぶ詩人の会」を結成して
音楽活動にいそしむ傍ら『食べる―七通の手紙』を出版するなどエッセイストとしても活躍し、その後
TETSUYAという名で朝日新聞の若者悩み相談コーナー『ティーンズメール』の回答者をするなど、多彩な活動を
しています。著書を読むと、明川さんの舌を巻くほどの文筆力に気づかされます。星野道夫のような哲学的表現力と
椎名誠のような全世界を旅する積極性をもち、しかも非常にユーモアに溢れていて笑わされます。
考えが深遠で人生相談に対する回答は的確、時に物語を作りながら相談に答えていくなど表現力は他に類を見ません。
この本では、文章力、ユーモアそのままで「発音記号」の練習をします。NYで音楽活動を
していたため英語力は確かで、しかも本来得意ではなく、発音に対する苦労をよく知っています。
英語の先生であるオバケのリッキーと著者のNYのスーパーの駐車場での授業、という形で進みます。
それ自体がストーリー性を持ち、2人の会話は時に笑わされ、時に切なくなります。結末もさすがです。ストーリーのある
発音記号学習本というのはかなり画期的です。
発音記号の練習を「食べ物」を使って行ない、一部強引で普通に教えたほうが…というのもありますが
わかりやすいです。かなり地道なものですが、発音記号をかなり長い物語文(英検3級は最低必要?)を
CDつきの半自習用教材として載せてあり、1話10分ほどもあり、しんどいです。かなり真剣な英語教材。
やった効果は大きいと思います。
その他、明川氏ならではの学習法が載っていますが、やってみようと思いました。
明川さんに興味を持った人は、まず『食べる―七通の手紙』を読むことをお薦めします。名著です。
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