『犬は「ぴよ」と鳴いていた(光文社新書)』をもじってみました(笑)
光源氏の泣きかたの表現、一番、びっくりした事実です。
詳しく知りたい方は、ぜひ、第4章を読んでください。
「わぁんわぁん」「うぇーん」などが号泣のイメージだと、思い込んでいたのですが、時代によって、オノマトペも変わるんですね。
とっても興味深いです。
ふと、第二外国語を勉強していたときのことを思い出しました。
独特のオノマトペを覚えるのに苦労した記憶があります。
今、思えば、その言語の根底にある文化、音感、リズム、表現みたいなものがぎゅっと凝縮されているのがオノマトペだったなぁと……
著者の方は、「オノマトペは日本語のへそ」と表現してらっしゃいますが、世界の色々な言語のへそを体感してみるのもいいですね。
最後に。
素朴な感想を一つ。
「もっと、本のタイトルを工夫したらいいのに……」と思いました。
タイトルの雰囲気で、「専門用語がたくさん出てくるのかしら」と思い込み、読み始めるまで日が経ってしまいました。
実際に読んでみると、目の前の人に語りかけるような文体で分かりやすかったです。例えば、ゴルゴ13の「シュボッ」が例として取り上げられたりと、読者を魅きつける努力が随所に見られる内容でした。
慎ましやかなタイトルが、この本の面白さを封じ込めているのは残念!
タイトルは地味ですが、「難しそう」と構えずに、読んでほしい一冊です。
きっと、良い意味で裏切られますから♪
今まで見過ごしてきた世界に、発見をもたらす、新書らしい新書です。