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オネーギン (岩波文庫 赤604-1)
 
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オネーギン (岩波文庫 赤604-1) [文庫]

プーシキン , 池田 健太郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 648 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

可憐な少女タチヤーナの切々たる恋情を無残にも踏みにじったオネーギン。彼は後にタチヤーナへの愛に目覚めるが、時すでに遅く、ついに彼の愛が受け入れられることはなかった……。バイロン的な主人公オネーギンは、ロシア文学に特徴的な〈余計者〉の原型となった。ロシア文学史上に燦然と輝く韻文小説の金字塔。散文訳。

登録情報

  • 文庫: 232ページ
  • 出版社: 岩波書店; 改版 (2006/9/15)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4003260414
  • ISBN-13: 978-4003260418
  • 発売日: 2006/9/15
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 167,733位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
投稿者 サッキ-
形式:文庫
映画『オネーギンの恋文』をみて興味をもち、読みました。まだ小説というジャンルが確立しきっていない頃のもので、あちこち話題がとんでいるような感覚は受けます(もともとの作品は詩形式らしいのでそうなるのでしょうか)。が、テーマは普遍的で本質をとらえたおもしろい作品です。登場人物の心理描写が少し物足りないため説得力を欠く感じもうけますが、なにかイギリスのオースティンの内面描写に通じるものがあります。まとまりに多少かけるものの、すばらしい作品に加えられるべきものではあると思います。
このストーリーを謝って解釈している感想も結構見受けられますが(結局オネーギンは後から惜しくなっていいよっただけじゃん、タチアナあっぱれとか・・・)結局はオネーギンも、周囲の意を汲んで結婚し、周りからは人生の成功者と賛美されているタチアナも、ふたりとも真実の恋に、そして人生に破れたという悲劇です。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 美しすぎる! 2003/2/1
投稿者 カスタマー
形式:文庫
かつて社交界の寵児だったが、今は、若くして人生に絶望した無為な日々を送るオネーギンと、彼に恋する純真な田舎貴族の娘タチヤーナの物語。昔の作品なので、時代がかった表現や描写も多々ありますが、それも古きよき時代の大らかさを感じさせてよいです。
なんといっても、タチヤーナの純真さ、素朴さが、ロシアの大自然の風景とあいまって美しいです。夢みる文学少女の元祖といった感じで、不器用で傷つきやすい彼女の恋心は、読む者の胸もしめつけます。
現在、広く読まれている作品ではありませんが、タチヤーナには一読の価値があるのではと思います。十九世紀好き、ロマン主義好きの方にはお勧め。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 失われた時、見出された時 2008/11/17
投稿者 しゅてんだる
形式:文庫
 すれ違いとすれ違い。
 早すぎた女と遅すぎた男。
 非常に恋愛小説らしい恋愛小説、いや、失恋小説らしい失恋小説と呼ぶべきか。

 あまりに優雅な暮らしぶりや拳銃を交えての決闘の場面、古き良きロシア的教養などが
今となっては浮世離れしたものとして想像の妨げとなることは多少あるかも知れないが、
200年にもなろうかという時を隔てた作品でありながらも、物語の展開は現代の人間が
読んでもそうは退屈しないほどにスピード感溢れたもの。
 ただし、好き嫌いがはっきりと分かれる類の小説であるようにも思われる。
 厭世的でありつつも同時に情熱的な主人公。ときに過剰なまでに絢爛豪華な文章。
 いかにも、好きな人は好きだろうし、苦手な人は苦手だろうし、という小説。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 我が青春の書 2012/3/4
投稿者 Bookie
形式:文庫
20歳の頃ロシア語を学んでいた。

英語圏向けのソ連発行の中級読本'We Read Russian"を購入した。
この本の中に「オネーギン」前半の山場である「タチヤーナの手紙」と
後半の山場である「タチヤーナのオネーギンへの返答」が
一部省略して掲載されている。

「オネーギン」についてはNHKラジオのロシア語講座で
ロシアの夏と冬の情景描写の部分を学習していた。
こちらはわかりやすいのであるが、
'We Read Russian"掲載のクライマックス部分は手ごわいので、
本翻訳書を入手した。
大雑把なストーリーは立場の大きく異なる男女のすれ違い悲話となるが、
原書を入手して訳書との並列読みをした。

多感な時期に読んだせいか
ヒロイン「タチヤーナ」は私にとっての永遠の女性になっている。

少し後に、二期会が原語で上演したオペレッタの「オネーギン」をみたが、
『手紙』の部分は忠実に再現されていた。
しかしながら、演技者がかなり年上のためがっかりした記憶がある。

可能であれば
14行一連の詩で構成されている原書を読まれることをお勧めする。
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13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
投稿者 オハラ翔子
形式:文庫
「オネーギン様、私はあのころもっと若くて、もっと器量がよかったように思います。そしてあなたを愛していた。」一度は恋心が抑えられず決死の思いでラヴレターを書き送ったタチアーナ。しかし都会の洗練を身に纏った憂鬱な独身男は件の田舎娘に見向きもしない。そして数年後、オネーギンは美しい貴婦人となった田舎の小娘を再発見再認識。狂ったように追い回し、今度は自分から恋文を送り付けた結果、最後に冒頭の台詞を受け取る。

男は女の真実の愛、真の美しさに気がつかないもの。逃がした魚は大きかったね!オネーギン君。プーシキンの燦然と輝く言葉の夢の饗宴。貴女の理想の恋物語がここに。
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