個人的には小泉今日子さんが30枚以上出している全アルバムの中でも1位、2位を争う出来だと思っています。
イメージされる言葉は
「北欧」「生音」「ピアノ」「壊れたギター」「リバーブ」「部屋」「窓」「子猫」「椅子」「ロシア」「ベルベッド」「グリーン」「雨」etc…
プロデュースはあの、菅野よう子。ジャケは厳密にはキティちゃんでは無いのですが、キティちゃんも菅野よう子さんも早すぎるセレクト。
小泉今日子さん自体が息の長い人なので、いろんな時期、そしてジャンルに分ける事が出来ると思うのですが、このアルバムは80年代のアイドル色はなく、また90年代初期のサブカル色が強い訳でもなく、ロックでも無く…
「かわいらしくてオシャレな世界観」が好きな人にはハマるアルバムだと思います。
一時期の渋谷系のオシャレ感とも違います。うまく言えなくてゴメンナサイ。
一発で脳裏に残るような派手な曲は無いのですが、しっとりと優しい曲が多いです。
小泉今日子さんは他のアイドルと比べ、妖精感だったり、スクール感、処女性と言った「ファンに夢を見させるアイドル」ではなく、「等身大の少女」を楽しむアイドルだったと思っています。
そんな中、めずらしくこのアルバムは87年発売の「Phantasien(ファンタァジェン)」以来の、リスナーがアルバムの世界観に入り込める、絵本を開いて、ほんの少し夢が見れるようなようなアルバムに仕上がっている、と言えるかと思います。