このCDについて
●BECKという存在を全世界に知らしめた名盤中の名盤。ダスト・ブラザースのプロデュースを受けローファイの極地を極めた、BECKサウンド炸裂の1996年セカンド・メジャー・アルバム。
●前作『メロウ・ゴールド』をよりヘヴィでいながらダンサブルにしたオリジナリティあふれる1枚。ポスト・ニルヴァーナを代表する時代の音として、今なおファンが増殖中。
【アーティストについて】
ECK ベック
牧師であった祖父と幼少時代をカンサス市郊外で過ごし、その後LAで母親に育てれる。ウディ・ガスリーやブラインド・ウィリー・ジョンソンに影響を受けたBECKは高校中退後ギターを演奏しはじめ、フォークやデルタ・ブルース等をプレイするようになる。 89年の春、無一文でニューヨークへ辿り着いたBECKはローワー・イーストサイドで約1年を過ごし演奏を始めるが、結局は再びLAへ。
93年3月にインディーズのボングロード・レコーズから12インチ・シングル「ルーザー」をリリース。直後から急激な勢いでカレッジ・ラジオ局でヘヴィー・オン・エアされ、ライヴも常に満員を記録する。遂にはメジャー・レコード各社の争奪戦へと発展し、破格の契約金でゲフィン(DGC)と契約。
94年1月にゲフィンよりCDでリリースした「ルーザー」はビルボードのモダン・ロック・チャートで堂々5週連続1位を獲得。シングル・チャートでもトップ10入りを果たし、アルバム『メロウ・ゴールド』も最高13位を記録した。その後94年秋には初来日公演、95年も引き続きワールド・ツアーを行い、夏にはロラパルーザにも出演。また、ゲフィンとの契約でインディ活動も承認されているBECKは、94年にOne Foot in the Grave
というフォーク・アルバムをワシントンのKレコーズからリリースしている。
96年6月2ndアルバム『オディレイ』をリリース、本国アメリカのみならず日本も含む全世界規模で大ヒットを記録。96年11月2度目の来日公演。全公演即日完売し、人気の高さを実証。97年度グラミー賞ベスト男性ヴォーカル・パフォーマンス、ベスト・オルタナティヴ・ミュージック・パフォーマンスの2部門受賞の快挙を成し遂げる。
97年8月、FUJI ROCK FESTIVALのために来日するが、台風によりフェス2日目がキャンセルとなったためライヴは実現せず。同年11月リリースされたサウンドトラック・アルバム『普通じゃない』に新曲「デッド・ウェイト」を収録。
98年8月、お台場に場所を移し開催された第2回のFUJI ROCK FESTIVALで再び来日。前年の無念さをはらすが如く素晴らしいステージを繰り広げ、圧倒的な存在感を見せつけた。98年11月には「旅先の友達から不意に届くポスト・カード。そんなサプライズ的な作品をリリースしてみたくなったんだ」ということで、スペシャル・プロジェクト的アルバム『ミューテイションズ』をリリース。そして、99年4月には、ジャパン・オンリーの企画で、「ミューテイションズ・ツアー」を敢行。全国で発売即日ソールド・アウトとなったこのライヴでは、前半がアコースティック、後半がエレクトリック(ヒット曲集)という構成で素晴らしいステージを披露。またコンサートと同時期に東京で、BECKと彼の祖父であり芸術家のアル・ハンセンとのアート展を開催、アーティストとしての才能の懐の深さを見せつけた。
99年11月には待望の『オディレイ』続編的アルバム、ファンク、ソウルをBECK流に解釈した『ミッドナイト・ヴァルチャー』を発表。そこからファースト・シングル「セックス・ロウズ」をはじめ、「ミックスド・ビジネス」、「デボラ」、「ミルク&ハニー」などのもはやステージでは欠かすことのできないBECKスタンダードとなった名曲が生まれた。リリース後日本を含むワールド・ツアーも大成功のうち終了。
01年にはサウンドトラック『ムーラン・ルージュ』になんと変態ビートフリーク・プロデューサー=トゥルース・ハーツ制作のもとデヴィッド・ボウイのカヴァー「ダイアモンド・ドッグズ」を提供、話題になる。そしてその夏、SUMMER SONIC2001で日本の夏フェス“オオトリ”に相応しいパーフェクトなエンターテイメント・ショウを披露した。
2002年には9月にはBECK自身のいつものパターンからかけ離れたアルバム『シー・チェンジ』を発表。翌年の春先には日本観光?を兼ねてのアコースティック・ツアーを行う。プライベートでも結婚をし子供をもうけるなどハッピー尽くめの彼が遂にBECKサウンド回帰というアルバム『GUERO』を発表。 誰しも納得、誰しもわかるBECKサウンドを彼は創り上げた。
Album Details
Japanese edition of his hugely successful 1996 album including 'Diskobox' as a bonus track. 14 tracks featuring the radio favorites 'Devil's Haircut' and 'Where It's At' Geffen. 2006.