犬の表情や動きはこんなにも豊かなのか、と驚かされる本です。
れっきとしたプロの写真家が「自分の愛犬」を撮っていて、なおかつ自然の多い富良野が舞台。
滅多にない好条件のもとに実現した本ですが、それを差し引いても良いものは良いです。
夏彦と妻アンジーの娘、ポーラーとナタリーの小さい頃の写真も載っていて、それはとても可愛い…けれど、成犬になってからの二匹のほうが更に愛らしい。
技術と愛情との両輪があって、初めて成し得た撮影なのです。
ただ一つだけ、犬たちの魅力を前面に出すため、富良野の紹介を割愛してしまわれたことが惜しかったです。
北海道からはるか遠くに住む身には、少し物足りないのですが、夏彦たちの表情を見れば、なんとなく想像がつくようでもありますね。
ちなみに、タイトルは夏彦たちがお家でお気に入りの場所から付けています。